メキシコペソ円リピート売買の最適な利益幅は?1年間トレードで検証した実績まとめ

トルコリラ・南アフリカランド・メキシコペソの高金利通貨。なかでもメキシコペソは、3通貨の中で最も格付けが高い通貨として人気が高いです。

2019年にはリピート系FX自動売買の元祖『トラリピ』やトレイダーズ証券の『みんなのリピート注文』でもメキシコペソの取り扱いが始まり、注目度が一層増しています。

ではメキシコペソ円でリピート売買をする場合、どのような設定(仕掛けレンジ・利確の値幅・必要資金)で始めたらいいのか?悩みますよね!

リピート売買について過去データを検証したバックテスト結果は以下の通りです。

検証結果
★スワップ狙いより利益を伸ばせる可能性あり
★最適な利益幅は0.3~0.6銭
★2018年の検証では年利60%超

バックテストの詳細はこちら☟
メキシコペソ円でトラリピ!おすすめ設定&最適な利益幅

さすがに年利60%超は出来過ぎだとしても同じリスクでより多くの利益を出したいですよね!

そこで検証で導きだされた最適な利益幅について実際にトレードで検証してみました。

メキシコペソ円リピート売買の運用プラン

検証にはスプレッドの狭く、スワップポイントも多いセントラル短資FXを使用しました。

利益幅3銭と5銭でともに同じ価格帯に同じ本数仕掛けました。セントラル短資FXには自動売買機能はないので、決済メールが届くたびに手動でIFD注文を再発注しました。

寝ている最中や仕事中などに再注文が間に合わなかったというケースはほとんどありません。

検証設定
仕掛け:5.50~5.80
本 数:16本(2銭刻み)
利益幅:3銭・5銭
資 金:各30万円

上記プランは、為替レートが4.0円程度まで下落しても大丈夫な設定です。
実際には毎月の利益が積み上げられていけば、ロスカットレートはさらに下がっていきます。

2020年3月のコロナショックでは過去最安値を更新し4.22円まで下落し冷や冷やしました。しかし積みあがった利益によってロスカットレートは3.5円程度まで下がっていたため、ロスカットされることはありませんでした。

ただし、含み損はかなり膨らんでいます😱

運用期間中のメキシコペソ円の為替レート推移

2019年5月14日に運用を開始して以降、コロナショックで暴落するまでほとんどの期間、仕掛けレンジの範囲で推移していました。

(チャート:セントラル短資FXより引用)

5月31日には、トランプ大統領がメキシコに関税をかけると発言して大きく下落、仕掛けレンジを外れる場面もありました。ただし、1週間後には発言の撤回により上昇、仕掛けのあるレンジ内に戻ってきました。

8月に入ると円高が加速。設定レンジ下限の5.5円を下回り、リピート売買は機能しない状態が続きましたが、その間もスワップポイントは貯まっていました。

9月中旬以降は再び仕掛け範囲に戻ってきてリピートし始めました。

2020年に入ると1月中旬に設定レンジの上限5.80を超えてしばらくノーポジションの状態が続きました。

2月には6円台に迫る勢いでしたが、コロナショックで瞬く間に仕掛けレンジ下限を突破。運用開始から1年経過した時点で仕掛けレンジを外れたままとなっています(泣)

【実績報告】メキシコペソ円の最適利益幅をトレードで検証!3銭vs5銭

それでは実際の運用実績を紹介します。
為替差益を比較するため、スワップポイントは実績に含めていません。

2019年5月14日から2020年5月13日までの検証期間で、利益幅3銭が決済回数153回で利益45,900円、5銭幅が決済回数95回で利益47,500円となっています。3銭幅に比べて5銭幅のほうがやや利益が多くなる傾向にあります。

3銭幅と5銭幅の実績をもとに7銭幅と9銭幅の実績見込みも計算しています。上昇相場では威力を発揮しています

3銭5銭7銭9銭
5月171042
6月211397
7月151076
8月1000
9月6321
10月11987
11月16952
12月16121110
1月181285
2月16744
3月161063
4月0000
5月0000
合計153956447
利益45,90047,50044,80042,300

(検証期間:20190514~20200513 設定レンジ:5.50~5.80 刻み幅:0.02円)

月ごとの詳細な実績は以下のタブを開いてごらんください☟

★2019年5月実績

まずは5月の実績です。

さきほどの日足チャートからもわかるように、トランプ発言まではだいたい5.7円台を中心にレンジ相場でした。

3銭vs5銭の利幅対決は、わずか100円の差でした。ほぼ引き分けですね。

ちなみに利幅7銭だと決済回数4回で利益は2800円、利幅9銭だと決済回数2回で利益は1800円でした。狭いレンジでの値動きだと利確幅が広い設定はあまり機能せず、利益が伸びないようです。

利益幅 3銭利益幅 5銭
日付決済回数利益決済回数利益
5月14日26001500
5月15日390021000
5月16日13001500
5月17日130000
5月20日0000
5月21日390031500
5月22日0000
5月23日0000
5月24日0000
5月27日0000
5月28日0000
5月29日130000
5月30日260021000
5月31日412001500
合計175100105000

★2019年6月実績

つづいて6月。トランプ発言で相場が低調な中、利幅3銭のリピート売買はコツコツ利益を積み重ねていきました。

そして、トランプ発言撤回後は大きく上昇し、利幅5銭のほうが利益が増えています。6月については、7銭幅と9銭幅も6300円の利益が出ていて、3銭幅・5銭幅と互角です。設定レンジがを5.4円まで広げていれば9銭幅の利益が一番多くなっていたかもしれません。

大幅に上昇するときは利幅が広いほうが有利です。

利益幅 3銭利益幅 5銭
日付決済回数利益決済回数利益
6月3日0000
6月4日130000
6月5日26001500
6月6日26001500
6月7日130000
6月10日7210073500
6月11日130000
6月12日0000
6月13日0000
6月14日130000
6月17日0000
6月18日13001500
6月19日0000
6月20日130000
6月21日0000
6月24日0000
6月25日0000
6月26日390021000
6月27日13001500
6月28日0000
合計216300136500

※6月10日の実績は、実際の利益と異なります。実際は前日終値から1円以上窓をあけて取引が始まりましたが、上の表では比較しやすくするために窓あけがなかったものとして集計しています。

2019年7月実績

利益幅 3銭利益幅 5銭
日付決済回数利益決済回数利益
7月1日26001500
7月2日0000
7月3日0000
7月4日0000
7月5日260021000
7月8日260021000
7月9日26001500
7月10日0000
7月11日130000
7月12日13001500
7月15日0000
7月16日0000
7月17日0000
7月18日130000
7月19日0000
7月22日0000
7月23日0000
7月24日130000
7月25日13001500
7月26日13001500
7月29日0000
7月30日0000
7月31日13001500
合計154500105000

2019年8月実績

8月は設定レンジ下限を下回ったため、表を作成するまでもありません(^^;
下落する過程で、3銭幅が1度決済しただけです。

ただし、塩漬けポジションのスワップポイントが貯まっています。
8月は為替差益はほぼありませんでしたが、スワップ益が6650円ありました。

例えば、3銭幅の設定の場合、7月は為替差益が4500円・スワップ益が約3500円でした。
7月と比べるとスワップ益が約2倍に倍増して為替差益の減少分を補ってくれています。
塩漬けになってもスワップ益が積み上げられていくのは、精神衛生的にも良いです。

これがメキシコペソ円リピート売買のメリットのひとつですね!

2019年9月実績

9月も設定レンジ下限を下回る時期が多く、リピートは少なめでした(-_-;)
3銭幅は6回、5銭幅は3回の決済となりました。

でも大丈夫!塩漬けポジションのスワップポイントが貯まっています(^^♪

2019年10月実績

10月は仕掛け範囲に戻ってきてくれました。
一方的に上昇したので、細かいリピートはなく利確幅が広いリピート売買のほうが良い成績になっています。

3銭幅は11回、5銭幅は9回のリピートでした!

2019年11月実績

ようやく値動きが少し戻ってきました。
3銭幅は16回、5銭幅は9回のリピートで、11月はわずかに3銭幅の利益が上回りました。

利益幅 3銭利益幅 5銭
日付決済回数利益決済回数利益
11月1日130000
11月4日260021000
11月5日130000
11月6日0000
11月7日13001500
11月8日0000
11月11日0000
11月12日0000
11月13日130000
11月14日130000
11月15日260021000
11月18日13001500
11月19日0000
11月20日0000
11月21日26001500
11月22日0000
11月25日13001500
11月26日0000
11月27日130000
11月28日130000
11月29日13001500
合計16480094500

2019年12月実績

12月は勢いよく上昇中です!
上がり過ぎて仕掛けレンジから外れそうでした。

3銭幅は16回、5銭幅は12回のリピートで、12月は5銭幅の利益が上回りました。

利益幅 3銭利益幅 5銭
日付決済回数利益決済回数利益
12月2日0000
12月3日0000
12月4日26001500
12月5日13001500
12月6日13001500
12月9日13001500
12月10日0000
12月11日13001500
12月12日390031500
12月13日390021000
12月16日130000
12月17日13001500
12月18日0000
12月19日0000
12月20日130000
12月23日0000
12月24日0000
12月25日0000
12月26日0000
12月27日13001500
12月30日0000
12月31日0000
合計164800126000

2020年1月実績

2019年12月につづき、2020年に入っても上方法への勢いは止まらず、ついには5.83円を超えて3銭幅のリピート売買はノーポジションになってしまいました。

ポジションのない状態が約2週間つづき、利益が大きく下がってしまうかと思いましたが、そこそこの利益を確保することが出来ました。運用開始以降、3銭幅・5銭幅ともに月別で2番目に多いリピートでした。。

3銭幅は18回、5銭幅は12回のリピートで、1月も5銭幅の利益がやや上回りました。

利益幅 3銭利益幅 5銭
日付決済回数利益決済回数利益
1月2日0000
1月3日130000
1月6日260021000
1月7日0000
1月8日6180052500
1月9日13001500
1月10日130000
1月13日0000
1月14日0000
1月15日0000
1月16日0000
1月17日0000
1月20日0000
1月21日0000
1月22日0000
1月23日0000
1月24日0000
1月27日0000
1月28日5150031500
1月29日0000
1月30日130000
1月31日13001500
合計185400126000

2020年2月実績

一時6円台に乗るなど、仕掛けレンジを外れてリピート益もスワップ益もない悲しい状態が続いていましたが、下旬にはコロナショックであっという間に下落。3銭幅は細かくリピートしながらレンジ下限を突破しました。

3銭幅は16回、5銭幅は7回のリピートで、3銭幅は先月と大差ない利益を確保できました。

利益幅 3銭利益幅 5銭
日付決済回数利益決済回数利益
2月3日26001500
2月4日260021000
2月5日001500
2月24日26001500
2月25日390000
2月26日26001500
2月27日39001500
2月28日260000
合計16480073500

2020年3月実績

コロナショックの影響で3月始まって3営業日はもの凄い勢いで利益をあげることが出来ました!

3銭幅は16回、5銭幅は10回のリピートで、わずか3営業日で通常の1カ月分のリピート益を稼ぐことが出来ました。ただし、喜んでいたのも束の間、それ以降は仕掛けレンジを外れ、さらには過去最安値を更新するまでの下落となっています。

利益幅 3銭利益幅 5銭
日付決済回数利益決済回数利益
3月2日5150031500
3月3日7210042000
3月4日4120031500
合計164800105000

スワップポイントを加えた実績

為替差益を狙った運用プランですが、実際にはスワップ益はどの程度あるのか?

リピート売買運用とは言え、スワップ益も大きなウエイトを占めています。高金利通貨のメリットですね!

塩漬けになってもスワップ益が積み上げられていくので精神的にも楽です。

3銭幅と5銭幅の月ごとのスワップポイントを含めた実績は以下の通りです。3銭幅よりも5銭幅のほうが保有期間が少しだけ長くなるため、スワップ益も少しだけ多めになっています。

★3銭幅の場合

為替差益スワップ合計
5月51007705870
6月6300420010500
7月450034587958
8月30066506950
9月180056287428
10月330047388038
11月480036308430
12月480019376737
1月54002865686
2月48004735273
3月480048689668
4月044804480
5月014081408
合計45,90042,52688,426

※2019年5月14日~2020年5月13日までの実績

★5銭幅の場合

為替差益スワップ合計
5月50008825882
6月6500434010840
7月500037948794
8月066506650
9月150057717271
10月450049659465
11月450038268326
12月600022308230
1月60004406440
2月35005174017
3月500048799879
4月044804480
5月014081408
合計47,50044,18291,682

※2019年5月14日~2020年5月13日までの実績

まとめ

最後は仕掛けレンジを大きく外れたまま、1年間経過しましたが、なんとなく傾向は見えてきました。

下の表は、運用開始時から最大ポジション数を保有し続けてスワップ運用した場合と、3銭幅・5銭幅でリピート売買した時の月ごとの利益を比較したものです。

3銭幅・5銭幅ともにスワップ運用を上回る利益を出すことに成功しました。

また、ほとんどの月でスワップ運用よりもリピート売買のほうが利益が多くなっています。これは仕掛けレンジ上限を上回った期間がほとんどなかったことも影響しています。

スワップ3銭幅5銭幅
5/14~480058705882
6月62721050010840
7月739279588794
8月672069506650
9月612874287271
10月697680389465
11月585684308326
12月579267378230
1月510456866440
2月492852734017
3月491296689879
4月448044804480
~5/13140814081408
合計707688842691682

1年間実際に運用してみて感じたことは

  1. 下落局面では3銭幅のほうが利益が多くなる
  2. 上昇局面では7銭幅や9銭幅など値幅が広い設定がよい
  3. ある程度のレンジ相場では5銭幅がほどよい利益幅で再注文も面倒でない
  4. レンジ下限を下回ってもスワップ益があるのであまり気にならない
  5. 仕掛けレンジを広く設定するならスワップ運用のほうが利回り良さそう

現状、仕掛けレンジを大きく下回り、大きな含み損を抱えていますが、今と同じくらいのスワップポイントを頂き続けることが出来れば、仕掛けレンジに戻ってこなくても5円前後に回復してくれれば1年程度で含み損はなくなりそうです。

メキシコペソ円のリピート売買するならどの口座?

検証に使用した口座は、セントラル短資FXです。表はその他のおすすめ口座と比較したものです。

検証を始めた当初より各FX口座のスプレッドが減少し、自動売買には有利な条件となりました。一方でメキシコンお政策金利低下に伴いスワップポイントは徐々に減少してしまっています。

FX口座スプレッド(銭)スワップ自動売買機能最低通貨単位
セン短0.311円なし1000
みんF
0.3
(1.9)
10円*なし
(リピート)
1000
マネパ0.36円連続予約注文1万
nano1.07円連続予約注文100
M2J2.5*10円トラリピ1万

※スワップポイントは1万通貨あたり(2019年12月31日更新)
【セン短:セントラル短資FX、みんF:みんなのFX、マネパ:マネーパートナーズFX、nano:マナーパートナーズFXnano、M2J:マネースクエア】
*みんなのFXのスワップは裁量取引の数値 *マネースクエアは変動スプレッド

スプレッドが最も狭い『セントラル短資』

メキシコペソ円のスプレッドが0.3銭と狭く、スワップポイントとともに業界トップクラスなのがセントラル短資FX。1000通貨単位の取引も可能です。

決済メールが来たら再びIFD注文を再設定しないといけないので、短時間で乱高下する相場では利益を逃してしまう可能性があります。小まめに再設定できる人におすすめです。

裁量取引も自動売買も可能『みんなのFX』

セントラル短資に負けずスワップ・スプレッドともに業界最高水準なのが『みんなのFX』です。

みんなのリピート注文を使えば自動でリピート売買も可能なので選択肢が多く使い勝手がいいFX口座です。裁量と自動売買で迷っている、もしくは両方やってみたい場合にはオススメです。

ただし、みんなのリピート注文は最良取引に比べるとスプレッド・スワップともに条件が悪くなります。

トレイダーズ証券[みんなのFX]

LIGHT FXは、みんなのFXと同じくトレイダーズ証券が運営するFX口座です。みんなのFXよりもスワップポイントの条件がいい場合が多いです。ただし、「みんなのリピート注文」はありません。

使い勝手はみんなのFXと変わらないので、スワップ重視ならLIGHT FXのほうがいいかもしれません。

レイダーズ証券【LIGHT FX】

 

コストを抑えつつ自動売買『マネーパートナーズ』

スプレッドが0.3銭に縮まり、さらに使い勝手がよくなりました。マネーパートナーズのパートナーズFXはコスト面だけなく、自動売買機能もあっておすすめです。

後述するトラリピに比べると多少面倒ではありますが、連続予約注文で20回分のIFD注文を一度に設定可能です。

また、マネーパートナーズでは100通貨単位から取引可能なFXnano口座もあります。こちらはメキシコペソ円のスプレッドが1.0銭です。100分の1の資金(3000円)でリピート売買を始めることが出来るので、少額の資金でためしにリピート売買をやってみたい人にもおすすめです。

外国為替証拠金取引のマネーパートナーズ

初心者やずぼらな人は『トラリピ』

リピート系自動売買の元祖『トラリピ』。口座開設すると使えるトラリピ運用資産表は資金管理に役立つツールなのでおすすめです。

スプレッドが広い分、利回りが10%程度は落ちてしますが、初心者の方や注文ミスが怖い方は、まずはトラリピから始めるのもよいと思います。

マネースクエア

 

おすすめプラン
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