ループイフダンでメキシコペソ円を運用するなら値幅は25銭が最適な理由

メキシコペソ円B25

ループイフダンのメキシコペソ円の設定が2020年11月16日からリニューアル!

なんとスプレッドが7銭から1銭へ、値幅に10銭が追加になりました。

アイネット証券のメキシコペソ円

長年要望してきた成果がついに!よかったね
まさか一気に1銭まで縮まるとはビックリ!アイネット証券さんの本気度が伝わってくるね

ふーじー

今回、スプレッドの改善にあわせて設定値幅にも10銭が追加され、メキシコペソ円でリピート売買する投資家たちに好評です。

でも、アイネット証券さんゴメンナサイ🙇

せっかく値幅10銭を追加してくれたけど、ふーじーのオススメ値幅は25銭です。

値幅25銭ってほとんどリピートしそうにないし、広すぎないかな。。。

はい、そんな声が聞こえてきますが、そんなことはありません!

過去データの分析すると値幅25銭はリスクに対して最もリターンが良いし、スワップポイントの高いループイフダンの特性も生かすことが出来ることがわかりました。

メキシコペソ円のリピート売買に興味のある方は、是非ご一読ください。

メキシコペソ円を運用するなら値幅は25銭が最適な理由

なぜ値幅25銭が最適なのか、それは検証結果を見ると一目瞭然です。

以下の表は2016年から2019年までの4年間について、下記検証ルールに基づいてどの値幅が最もリピート成績が良いかバックテストした結果です。

2017年は50銭幅が断トツで良い成績になっていますが、25銭幅が安定して好成績を残しています。

検証ルール
①値幅は3・5・7・10・15・25・50銭
②仕掛け幅はどの値幅も同じ本数(2銭刻み)
③仕掛け範囲は5.00~5.80
④スプレッドは1銭
⑤スワップ益は考慮しない
⑥取引単位は1万通貨
3銭 5銭 7銭 10銭 15銭 25銭 50銭
2019 618 730 798 890 945 950 600
2018 735 955 1029 1070 1065 1050 950
2017 330 425 490 570 630 875 1600
2016 1002 1350 1589 1870 2265 2650 1850
合計 2685 3460 3906 4400 4905 5525 5000

※単位は百円

注意
エクセルを使った自作ツールによる分析のため検証結果は実際の取引結果と完全には一致しません

スプレッド「7銭→1銭」縮小の効果は⁉

頻繁にトレードするリピート売買においてコストとなるスプレッドは重要な要素です。

そのスプレッドが7銭から1銭に縮小される効果はとても大きいです。

下の表は、スプレッドが7銭の場合の2019年のメキシコペソ円の成績です。検証ルールはさきほど紹介した第1章のバックテストと同じルールです。

スワップポイントは期間中1万通貨あたり1日8円で計算しています。

スプレッド7銭のリピート売買成績(2019年)

3銭 5銭 7銭 10銭 15銭 25銭 50銭
リピート益 282 410 504 600 675 750 300
スワップ益 215 227 238 258 297 374 516
合計 497 637 742 858 972 1124 816

利益幅25銭であれば2019年はリピート売買による利益7万5千円、スワップ益は3万7千円であわせて11万円あまりの成績となっています。

ロスカットラインを4円で設定すると年利17%、スプレッド7銭でもなかなかの運用成績です。

これがスプレッド1銭になると…

スプレッド1銭のリピート売買成績(2019年)

3銭 5銭 7銭 10銭 15銭 25銭 50銭
リピート益 618 730 798 890 945 950 600
スワップ益 178 191 203 221 251 329 489
合計 796 921 1001 1111 1196 1279 1089

利益幅25銭の成績は13.8%増の12万7900円になり、年利は19.3%へアップします。

利益幅が狭い設定だとスプレッド縮小の効果がもっと顕著に出ています。

ループイフダンに新たに設定された利益幅10銭だと利益は8万5800円から11万円あまりへ約30%もアップしています。

これがスプレッド縮小の効果です。

ループイフダンとトラリピを比較

つづいて気になるのが、リピート売買の元祖で人気のシステム=トラリピと比べてどうなのか?

これまではスプレッドが有利なトラリピに対して、スワップポイントの多さがメリットのループイフダンという構図でした。

2019年5月に検証した結果では、25銭幅では互角の戦いでした。

<設定値幅25銭の場合>

スプレッドの差が5.4銭あることで約定回数に差が出ています。2017年と2018年はその差が1回、値動きの激しかった2016年は3回の差が発生しました。

ただし、保有ポジションのスワップポイントがたまっていくことで決済回数の差を十分埋めてくれます。

2016 2017 2018 合計
ループ リピート益 250 100 75 425
スワップ益 195 67 80 342
合計 445 167 155 767
トラリピ リピート益 325 125 100 550
スワップ益 135 40 45 220
合計 470 170 150 770

(ループイフダン:スプレッド7銭・スワップ16円、トラリピ:スプレッド1.6銭・スワップ11円で検証)

<設定値幅50銭の場合>

25銭より広い50銭では、決済回数の差がほとんど発生しません。2016年に1回の差が生じましたが、2017年・2018年の決済回数は同じです。

こうなるとスワップポイントの高いループイフダンのほうが利益が多くなります。

ちなみに下記の表は、25銭と比較するために25銭と設定本数・設定間隔を同じに揃えて検証しています。

2016 2017 2018 合計
ループ リピート益 200 150 50 400
スワップ益 210 95 85 390
合計 410 245 135 790
トラリピ リピート益 250 150 50 450
スワップ益 145 60 50 265
合計 395 210 100 705

(ループイフダン:スプレッド7銭・スワップ16円、トラリピ:スプレッド1.6銭・スワップ11円で検証)

※表中の数値は単位百円

↑クリックすると開きます

 

2020年11月現在、トラリピのスプレッドは2.5銭程度・スワップポイントは3円です。

ループイフダンと比べ、トラリピはスプレッド・スワップポイントともに条件が悪く、メキシコペソ円のリピート売買に関してはループイフダンに軍配があがります。

ちなみにトラリピのバックテスト結果は以下の通りです。

利益幅25銭の場合、ループイフダンよりも18%成績が落ちてしまいます。

トラリピのリピート売買成績(2019年)

3銭 5銭 7銭 10銭 15銭 25銭 50銭
リピート益 483 610 686 810 870 925 500
スワップ益 70 75 79 86 97 126 186
合計 553 685 765 896 967 1051 686

ふーじー

AUDNZDのリピート売買ならトラリピが依然有利でオススメですよ

手動トラリピと比べても遜色なし

つづいてスプレッドが狭いFX口座を使って手動でリピート売買した場合と比較してみました。

例えばメキシコペソ円の条件がいいセントラル短資FXであれば、2020年11月現在スプレッドは0.2銭・スワップポイントは7円です。
※スプレッドは通常原則固定0.3銭からキャンペーンで縮小中

さすがに手動トラリピに軍配があがるだろうと思ったのですが、そんなことはありませんでした。

手動リピート売買の成績(2019年)

3銭 5銭 7銭 10銭 15銭 25銭 50銭
リピート益 717 830 882 940 975 1000 600
スワップ益 152 163 173 189 215 280 427
合計 869 993 1055 1129 1190 1280 1027

利益幅が小さいと手動トラリピのほうが優位ですが、利益幅が10銭以上になると大差ありません。第2章のループイフダンのバックテスト結果と比較してみてください。

両口座のスワップポイントの差はわずか1円なのに、リピート益の差をスワップ益が埋めてくれています。

利益幅が広いほうが成績もいいし、面倒な作業がいらないループイフダンで始めるのがいいね
今回のスプレッド縮小でループイフダンに乗り換える人が増えそうだね

ふーじー

ループイフダンなら10万円から運用可能

これまでの検証結果からループイフダンは利益幅25銭が最も成績がよくなる可能性が高いことがわかりました。

今回のスプレッド縮小によって、これまで以上に使い勝手がよくなりました。

ループイフダンB25(利益幅25銭・仕掛け幅25銭)ならば10万円用意すれば比較的安全に運用可能です。

2020年はじめに約6円だったメキシコペソの為替レートは、コロナショックによって4.2円程度まで大きく下落しましたが、このときタイミング悪く2020年年初にループイフダンB25(取引数量1)を運用スタートしていても10万円あればロスカットを避けることが出来ました。

このときループイフダンB25を運用していたら最大8本までポジションを持つことになりましたが、含み損は最大で7.4万円程度でした。

暴落時の口座状況
取得単価 : 約5.125
ポジション数 : 8
最大含み損 : 約7.4万円
必要証拠金 : 約1.35万円

ループイフダンは利益幅と仕掛け幅が同じなので、資金に余裕があり本数を増やしたい場合はちょっとしたコツが必要です。

例えば0.05円刻みになるようにセットしたいのであれば、1セット目の発注から0.05円上昇もしくは下落したら2セット目、1セット目から0.10円上下したら3セット目、1セット目から0.15円上下したら4セット目、最後に1セット目から0.20円上下したら5セット目を発注します。

これで仕掛け幅5銭・利益幅25銭のリピート注文の完成です。

ループイフダンの口座を開設済みの場合は設定画面から「ループイフダンB25(MXN/JPY)」を選択して設定してみましょう!

ループイフダン取引画面

ループイフダンの口座開設がまだの場合は、こちらから口座開設出来ますよ!


シストレi-NET

 

 

ふーじー

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