ループイフダンやインヴァスト証券のトライオートFXで人気の高い通貨ペアと言えば
豪ドル/ニュージーランドドル✨
でも、利回りの高さだけで飛びつくと大損失を招く可能性があります。
ハイリターンを狙えるということはリスクも大きいということです。
実は、偉そうに記事を書いているふーじーも利回りの高さだけでとりあえず飛びつきました。
もちろん、ハイリスクは覚悟のうえです。
IPO投資で儲かった20万円を運用資金として始めたので、思い切って投資することが出来ました(^^;
リスクについては承知して始めた投資ですが、実はこんな疑問を抱えたままでした。
「ほかに取り扱っているFX口座ってどこかあるのかなあ」
「スプレッドやスワップポイントって他社とどのくらい違うの?」
今回の記事では、自分自身の疑問点について調べたこと、そして運用実績などを紹介します。
☞豪ドル/NZドルの取り扱い口座
☞口座ごとのスプレッドとスワップポイント
☞トライオートFXの運用実績と他口座の収益見込
運用開始から1年、今のところ心配しているような事態は起こっていません。
まだロスカットされていません!
でも、いつ今の状態が崩れるかわかりません。
しっかりとリスクを把握していざというときに慌てないようにする必要があります。
また、口座によってスワップポイントやスプレッドにばらつきがあります。
条件をしっかり把握して口座を選んだほうが運用益アップにつながる可能性が高いです。
豪ドル/NZドルの通貨ペアに関心のある方、運用開始前にぜひご一読ください。
すでに運用中の方も読んでおいて損はありませんよ (^^)/
目次
AUD/NZDが選ばれる理由
なぜ、豪ドル/NZドルが選ばれるのか?
それは利回りが高いからでしょう!
こちらはインヴァスト証券がトライオートFXのHP上で公開しているものです。
自動売買システムの利回りランキングと豪ドル/NZドルの運用益の増減を示した図になります。

インヴァスト証券HPより引用
2018年1月から2019年8月までの1年8カ月で豪ドル/NZドルの利回りは80%強と圧倒的な利回りとなっています。
なぜ、こんなに高い利回りになっているのか?
その答えはAUD/NZDの長期チャートに隠されています。

豪ドル/NZドル チャート(引用元 セントラル短資FX)
2013年12月頃から5年以上にわたって狭いレンジで値動きしています。
オセアニア通貨同士で相関関係が強いため、このようなレンジ相場を形成しています。
この状況がつづく限り高い利回りを維持できます。
ただし、ひとたびこのレンジ相場が崩れてしまうと大損失を招くことになりかねません。
それだけ大きなリスクを背負っていることは認識する必要があります。
自動売買システムであれば基本ほったらかし運用ですが、オーストラリアとニュージーランドの経済情勢等を多少でも気にかけておいたほうが良いでしょう!
トライオートFXの運用実績
ふーじーはトライオートFX(コアレンジャー豪ドルNZドル)で運用を開始しました。
2018年9月に運用開始し、1年経過後の実績は以下の通りです。
スワップ:-6,482
含み損益:-13,205
【合計】:+15,741
運用開始当時の推奨証拠金は13万程度でしたが、ふーじーは余裕を見て20万円入金しました。
なので、運用開始から1年間の利回りは約8%(推奨証拠金に対して約12%)になります。
確定利益に対しての利回りは14.5%(推奨証拠金に対して22%)です。
当初期待していたほどの利回りではありませんが、ここのところ為替の変動率が低下している点を考慮すれば、まずまずの利回りではないでしょうか
でも、ふーじーはこんなことを思っていました。
「高いリスクに資金を晒しているのだから、利回りをもっと高める方法はないのだろうか」
実は、トライオートFXは自動で売買してくれて楽ちんなのですが、その反面、コストも高いです。
次章にて他の取り扱い口座と比較しています。
取り扱い口座のスプレッドとスワップポイント比較
2019年9月現在、国内のFX口座で6社の取り扱いが確認出来ました。
※他にも取り扱い口座があれば是非教えてください!
6社のスプレッドとスワップポイント(2019年9月調査時の最新データ)は以下の表の通りです。
スワップポイントは円換算した数値になります。
FX口座 | スプレッド | 売りスワップ | 買いスワップ |
トライオート | 9.8* | 6.7 | -26.8 |
ループイフダン | 6 | 1 | -4 |
マネパ | 6 | 10.05 | -98.49 |
SBI FXT | 2.79 | 0 | -5 |
ヒロセ通商 | 1.9 | -26.8 | -40.2 |
セントラル | 6 | 16.75 | -26.8 |
※FX口座名をクリックすると各口座HPで最新スワップポイントを確認出来ます。
ほったらかしにしたい人は「トライオートFX」
トライオートFXはスプレッド5.8pipsに加えて手数料4.0pipsも必要となり、他のFX口座に比べてコストが大きい点がデメリットです。
またマイナススワップの負担がやや大きいのも気になります。
自動売買システム「コアレンジャーAUDNZD」は、コアレンジ帯で20pipsの狭い利確幅となっています。
そこに9.8pipsものコスト(利益の約33%)がかかっているんです。

コアレンジャーのイメージ図 (インヴァスト証券HPより)
このコストを高いとみるか安いとみるかは人それぞれです。
初心者の方で操作に不慣れという場合や面倒な作業は嫌だという場合は、多少コストがかかっても一度設定してしまえば基本ほったらかしにできるトライオートFXがやっぱり便利です。
トライオートFXの使用したままコストを20%程度まで落とす方法もあります。
詳しくはこちら☟
まだ伸ばせる!コアレンジャー_豪ドル/NZドルのデメリット克服し利回りアップ
自動売買でオススメ口座は「ループイフダン」
同じ自動売買ツールであるループイフダンならば、スプレッドは6pipsです。
トライオートFXに比べるとコストを約40%削減可能です。
また買いポジションを保有しているときのマイナススワップも抑えることが可能です。
※スワップポイントは増減するのであくまで参考程度に
ただし、ループイフダンは自由に利確幅を設定することが出来ないのがデメリットです。
現状の20,40,80,100pipsの4種類の利確幅の中から選ぶことになります。
そして、仕掛けるレンジを設定することが出来ないのでレンジから外れそうな場合などには作業が必要になります。
コアレンジャーのような細かい設定は出来ませんが、想定レンジ内でレートが動いているうちはほったらかしで大丈夫です。
ループイフダンで運用するなら☟
ループイフダンで人気の通貨ペア 豪ドルNZドルのおすすめ設定
とにかく低コストなら「SBI FXトレード」
とにかく低コストで取引したいならば、SBI FXトレードがオススメです。
コアレンジャーに比べるとコストが約70%も削減となります!
スプレッドではヒロセ通商が1番なのですが、売りポジション・買いポジションともにマイナススワップが大きいのがデメリットです。
SBI FXトレードであれば、スワップポイントも他の口座に比べると気にならないレベルです。
ただし、コアレンジャーやループイフダンのようなリピート系自動売買機能はないので毎回手動で注文を設定する必要があるのがデメリットになります。
コアレンジャーで3万円程度だった確定益が、概算ではSBI FXトレードならば4.5万円程度に増えます。
結構大きな差ですよね
手間をかけてでもコストを抑えるか、面倒な作業分の費用だと思ってコストを支払うか、それぞれのライフスタイルなどにあわせて考えてみましょう!
ふーじー

