世界のユニコーン企業ランキング~アメリカ・中国の突出!日本のベンチャー企業数は?

ユニコーン企業は、伝説の生き物「ユニコーン」になぞらえて滅多に登場しないベンチャー企業の意味合いだったようですが、近年、ウーバー(米国)やシャオミ(中国)、日本で言えばメルカリなど短期間で急成長する勢いのある企業が次々と台頭してきています。

ユニコーン企業の台頭は、その国の経済情勢を見るうえで判断材料のひとつとなります。若い企業が次々と誕生している国には、明るい未来が待っているかも。

世界のユニコーン企業の現状についてまとめました。

ユニコーン企業とは

ユニコーン企業とは、評価額が10億ドル以上の未上場のベンチャー企業です。創業10年以内・評価額10億ドル以上・未上場・テクノロジー企業の4つの条件を揃った企業を指します。

2020年4月末現在、27の国と地域に450以上のユニコーン企業があります。なかでも100億ドル以上の価値があるユニコーン企業は「デカコーン」、1,000億ドル以上の価値がある企業は「ヘクトコーン」と呼ばれます。

下の表は、ユニコーン企業のうち2020年4月末現在、企業価値が高い上位10社です。10社とも100億ドル以上の価値があるデカコーン企業です。5位のAirbnbは、日本でもなじみがあるのではないでしょうか?

上位10社のうち、中国とアメリカが4社ずつとなっています。日本はどこに??

次の章で紹介しますが、アメリカと中国が世界のユニコーン企業の約70%を占めています。

★ユニコーン企業上位10社

順位企業価値
1Toutiao (Bytedance)$75China
2Didi Chuxing$56China
3Stripe$36United States
4SpaceX$33.30United States
5Airbnb$18United States
6Kuaishou$18China
7One97 Communications$16India
8Epic Games$15United States
9DJI Innovations$15China
10Grab$14.30Singapore

(出典:CB Insights「The Global Unicorn Club」

ユニコーン企業数 国別ランキング

世界でユニコーン企業数が最も多いのはアメリカです。つづいて中国となっており、GDPでも上位争いを繰り広げる2か国が飛びぬけています。

近い将来日本を抜き、GDP3位になることが予想されるインドが4位につけているのも注目です。

ぱっと見、日本が見当たりませんが、安心してください入ってますよ (笑)

★国別ユニコーン企業数上位20

順位
1アメリカ223
2中国119
3英国24
4インド21
5ドイツ12
6韓国10
7ブラジル7
7イスラエル7
9インドネシア5
9フランス5
11スイス4
12オーストラリア3
12日本3
12香港3
15シンガポール2
15スウェーデン2
15カナダ2
15南アフリカ2
15スペイン2
15コロンビア2

 

インドにユニコーン企業が増加する理由

経済成長著しく、人口も将来世界1位になることが予想されるインド。勢いだけで言えば、アメリカや中国を上回っています。若年層の人口割合も高く、高度経済成長期の日本のように目覚ましい発展を遂げているようです。

また、インドはアメリカのちょうど反対側に位置し、地理的な要因と公用語が英語であったもベンチャー企業数の増加要因となっているようです。「2030年の世界地図帳」の著者・落合陽一さんは、著書の中で次のように分析されています。

シリコンバレーのIT企業が次々とインドに拠点を設置し、オフショア開発を薦めたことが一因。ノウハウの移転が起き、インドには有望なベンチャーが企業が次々と現れた

注目のユニコーン企業は、企業価値で2020年4月末現在7位に位置する「One97 Communications」です。インド最大のデジタル決済企業Paytm(ペイティーエム)の親会社で、あのバフェットも注目しているとか。ソフトバンクやアリババ・グループも出資しています。

ソフトバンクとヤフーの合弁会社が、インドのPaytmと連携し、 バーコードを使った新たなスマホ決済サービス「PayPay」を今秋提供開始 YAHOO!JAPANプレスリリースより

日本のベンチャー企業

日本のユニコーン企業は、2020年4月末現在、「プリファードネットワークス」、「スマートニュース」、「リキッド」のわずかに3社です。上場してしまうとユニコーン企業としてカウントされないため、ユニコーン企業の数だけで日本のベンチャー企業数を計ることはできませんが、もう少し上位に食い込んでほしいところでもあります。

プリファードネットワークス

日本のIoT分野での活用を中心にディープラーニングの研究と開発を行うスタートアップ企業で、AI分野ではかなり注目されています。

2018年の日経新聞でも、「巨人が群がるAI集団」として紹介されています。
巨人が群がるAI集団 プリファード・ネットワークス(日経新聞)

「自分たちにしか実現できない技術で世界に貢献する」を社の強みとしており、並々ならぬ自信を感じさせます。

【Vision】 現実世界を計算可能にする。自分たちの手で革新的かつ本質的な技術を開発し、未知なる領域にチャレンジしていく。 公式HPより

スマートニュース

知名度は3社の中で一番高いのではないでしょうか。説明は必要ないかと思いますが、スマホ用のニュースアプリを提供する企業です。

「世界中の良質な情報を必要な人に送り届ける」を理念としています。

誰もが発信者となった現代社会において、私たちが日々読むことのできる情報の量は爆発的に増加しています。一つだけ確かなことは、それらすべての情報を読むことは決してできない、私たちは読むべき情報とそうでない情報を日々選び取らなければならない、ということです。 ~中略~ 世界中の膨大な情報を日夜解析し続けるアルゴリズムと、スマートデバイスに最適化された快適なインターフェースを通じて、SmartNewsは世界中から集めた良質な情報を、一人でも多くの人々に届けていきたいと考えています。 公式HPより

リキッド

仮想通貨交換業者のQUOINE(コイン)を傘下に持ち、シンガポールやベトナムにも拠点を置き、事業を拡大しています。セキュリティ対策には力を入れており、国内取引量はトップクラス(2019年3月時点で第1位)を誇ります。

安全のセキュリティ対策で、国内ナンバー1のセキュリティ評価。Liquidは初心者にも、経験者にも使いやすく、安全な取引を提供します。 公式HPより

創業者の栢森さんの紹介記事です☟
デジタル金融の“巨大デパート”目指すユニコーン、リキッドグループ──創業者・栢森加里矢の半生

 

 

ふーじー

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