レバレッジ1倍で年利約10%を狙えるメキシコペソ。トルコリラに次いでスワップ派に人気の通貨です。
スワップ狙いのガチホがいいのか、それとも小まめに為替差益を確保するべきなのか?トラリピでメキシコペソ円の取り扱いがスタートするのを前に検証してみました。
結論から言うとふーじーの自作エクセルによるバックテスト(2018年日足データで分析)では、ガチホのスワップ益狙いよりもリピート系の為替差益狙いのほうが利益を増やせる可能性があることがわかりました。過去最安値をロスカットラインにすれば、想定年利67%のとんでもない運用成績となります。
ふじぽん
あくまで過去のデータによる分析です。
今回の記事では、バックテストから導き出した最適な利益幅と、メキシコペソ円のおすすめ運用プランについて紹介します。
👉メキシコペソをスワップ運用のみしている人
👉トルコリラのスワップ運用に疲れた人
目次
平均変動幅から最適な利益幅を検証
メキシコペソ円の過去データを分析すると、2008年以降1日の平均変動幅は約0.12円。ここ2年の平均変動幅は0.08円程度と落ち着いていますが、それでも日々上下に0.04円程度動いていることになります。
変動幅の詳細はこちら
この1日の変動を利用して為替差益をとることができないのか?日々の値動きについて2つのパターンを考えてみました。
図1のパターンは、始値から高値に向かってその後安値へ推移した場合、図2のパターンは、始値から安値に向かってその後高値へ推移した場合を想定しています。
リピート系売買の注文を0.02円刻み・利確幅0.03円で仕掛けた場合、図1のパターンでは1日に1回、図2のパターンでは1日に3回決済注文が約定します。
平均すれば1日に2回、すなわち600円の利益が積み重なります!
本当にこのような結果になるのか、過去のデータを使ってバックテストしてみることにしました。
自作エクセルでバックテスト
メキシコペソ円をバックテストできる環境がなかったので、今回、バックテスト用のエクセルを自作してみました!いやぁ、時間がかかった💦
2018年の日足データをもとに以下の条件で0.03円の利益幅を検証してみました。
本数:30本(1万通貨単位)
スプレッド:0.4銭
結果は、決済回数578回で17万3400円の為替差益!これにスワップ益がさらにプラスになります。
2018年の最適な利益幅は?
では利益幅は本当に0.03円がいいのか?0.01円刻みで上記と同じ条件で検証した結果はこちら☟
利益幅 | 0.01 | 0.02 | 0.03 | 0.04 | 0.05 | 0.06 | 0.07 | 0.08 | 0.09 | 0.1 |
決済回数 | 803 | 679 | 578 | 477 | 401 | 329 | 273 | 229 | 189 | 161 |
利益 | ¥80,300 | ¥135,800 | ¥173,400 | ¥190,800 | ¥200,500 | ¥197,400 | ¥191,100 | ¥183,200 | ¥170,100 | ¥161,000 |
※上記利益にはスワップポイントは含めていません
2018年の検証結果では、0.04~0.07のゾーンが比較的よい結果となりました。
ただし、日足データを使用しているので、1日のうちに同じ価格で複数回決済されるようなケースはカウントしきれていません。また1日の値動きを高値から安値、もしくは安値から高値と仮定しているため、実際の決済回数よりも多くなっている可能性もあります。日足データの検証では利益幅が狭い設定ほど信ぴょう性に欠けます。
時間足データで検証
つづいて検証結果の精度を高めるため、時間足で検証してみました。あいにく2018年7月以前のデータが見つからなかったので、検証期間を2018年8月から2019年6月までの11カ月間で検証しています。
利益幅 | 0.01 | 0.02 | 0.03 | 0.04 | 0.05 | 0.06 | 0.07 | 0.08 | 0.09 | 0.10 |
決済回数 | 1187 | 635 | 401 | 293 | 230 | 188 | 159 | 135 | 116 | 105 |
利益 | ¥118,700 | ¥127,000 | ¥120,300 | ¥117,200 | ¥115,000 | ¥112,800 | ¥111,300 | ¥108,000 | ¥104,400 | ¥105,000 |
※上記利益にはスワップポイントは含めていません
0.01~0.05のゾーンがよい結果となりました。
ただし1時間足のデータでもまだまだ利益幅が狭い設定については信ぴょう性に欠けます。利益幅が0.04円以上のものについてはかなり現実の利益に近づいていると思われます。
分足データで検証
さらにさらに10分足データで検証してみました。検証期間は2019年5月14日~6月28日です。
利益幅 | 0.01 | 0.02 | 0.03 | 0.04 | 0.05 | 0.06 | 0.07 | 0.08 | 0.09 | 0.10 |
決済回数 | 1187 | 635 | 401 | 293 | 230 | 188 | 159 | 135 | 116 | 105 |
利益 | ¥118,700 | ¥127,000 | ¥120,300 | ¥117,200 | ¥115,000 | ¥112,800 | ¥111,300 | ¥108,000 | ¥104,400 | ¥105,000 |
※上記利益にはスワップポイントは含めていません
分足データの結果も0.01~0.05のゾーンがよい数値となっています。
バックテストのまとめ
日足・1時間足・10分足の検証結果は以下の通りです。
検証データ | 最適幅 | 検証開始 | 検証終了 | 平均変動幅 | 中央値 |
日足 | 0.04~0.07 | 20180101 | 20181231 | 0.081 | 0.079 |
時間足 | 0.01~0.05 | 20180801 | 20190628 | 0.7 | 0.063 |
分足 | 0.01~0.05 | 20190514 | 20190628 | 0.62 | 0.058 |
エクセルによるバックテストなので実際のトレード結果とは差異があると思います。また用いたデータによって検証期間がずれているため、単純な比較は出来ません。
時間足・分足を使った検証期間では、相場の変動が小さく、1日の平均変動幅も2018年全体よりかなり小さくなっています。2008年以降の平均変動幅が0.12円なので、分足の検証期間が特に変動が小さかったことがわかります。
今後、まだまだ検証期間を増やしていけば、検証の精度が高まるでしょうが、現時点までの分析では0.03~0.06円の利益幅がより多くの利益を生む可能性が高いのではないかと考えています。
ただし、下落相場では利益幅が狭い設定が、上昇相場では利益幅が広い設定が有利になる場合があります。あくまで長期間にわたって利益幅を同じままで設定した場合の最適幅です。過去データの分析なので参考程度に!
実際のトレードでメキシコペソ円を検証
バックテストが精度はどの程度のものなのか?自作エクセルの検証では、まだまだ確信を持てないので実際の取引で現在検証中です。
検証は、0.02円刻みで利確幅0.03円と0.05円を実際のトレードで比較しています。2019年5月14日から検証をスタートして約1カ月経過の時点ではほぼ互角の戦いとなっています。
検証中の実績報告はこちら☟
メキシコペソ円でリピート売買するなら利確幅は?【実績報告】
検証結果は、随時ツイッターやブログで更新していきます!
スプレッドの利回りへの影響
今回実施したバックテストはスプレッド0.04円で検証しています。トラリピのスプレッドはそれよりも広いので実際には利回りは減少します。
リピート系売買においてはスプレッドはコストであり利回りに大きく影響します。検証によるとトラリピのスプレッドだと利益幅0.05円の設定で20%程度利益が減少します。そして利益幅を狭めればもっと利益率が落ちます。
スプレッドと利益幅による検証はこちら☟
メキシコペソ円の利回りの違いがわかる【リピート売買用口座比較】
とは言ってもトラリピは資金管理がしやすく初心者にも使いやすいFX口座です。仕掛けたレンジ内で自動的に注文・利確を繰り返すため、チャートを見続ける煩わしさがなく、やっぱりトラリピがいいという人も多いです。
トラリピで運用するなら利益幅はやや広めに取るのがおすすめです。利益幅を0.02円とか0.03円とかにしてしまったら利益と同じだけのコストが毎回かかっていることになりますからね!
資金30万円が14年後に1億超!?
この章は、ふーじーお得意の妄想です!
2018年に利益幅0.05円で運用すると自作バックテストの結果では、年間利益が約20万円でした。
メキシコペソ円の過去最安値は4.87円(2016年11月)なので、ここをロスカットラインとして考えた場合、1万通貨あたり1万円の資金が必要となります。設定本数30本の場合、30万円が最低限必要と考えられます。
資金30万円で利益が約20万円なので、年利はなんと66.7%!
10年後には2000万円を突破!セミリタイアに近づきます。そして14年間後には1億円を突破です!!
以上、ふーじーの妄想でした。。。😪💤
メキシコペソ円のおすすめ運用プラン『リザリピ』
ここからは現実路線です。
2018年と同じ相場がつづく可能性は低いので、さきほどの妄想のように年利66.7%がずっと続く可能性は低いです。ただし年利40%程度なら可能性は高いと考えています。
比較的安全と思われるレバレッジ3倍でスワップ運用すれば年利30%程度が期待できます。それにリピート売買を組み合わせれば・・・期待が膨らみますね!
この運用方法が『リザリピ』です。
リザリピは、スワップ運用の積立(リザーブ)とリピート売買を組み合わせた戦略です。通常、買いポジションを持っていれば、為替レートが上昇すると嬉しく為替レートが下がると悲しいのですが、リザリピ運用であれば、スワップ運用のいいところ、積立運用のいいところ、リピート売買のいいところを平均的に組み合わせているので、相場がどのように動いてもなんらかの利益を得ることが出来ます。ふーじーの設定では、過去最安値を大幅に下回るような大暴落さえ起きなければロスカットに遭うこともないので、相場をあまり気にせず、精神的に楽な状態で、そしてある程度ほったらかしで運用出来ます。
リザリピの運用プランはこちらです。
【リザーブ口座】
資金20万円・15LOT保有
【リピート口座】
資金30万円・仕掛け本数25LOT
設定レンジ:5.40~5.88 利益幅:0.03
一例として50万円プランを紹介していますが、20万円程度から設定できます。
リザリピ運用の詳細についてはこちら☟
メキシコペソ円のおすすめ投資法は『スワップ積立&リピート売買』
ふーじー
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