たくさんある投資信託、その中からどれを選んだらいいか悩みますよね!
かつて分配金が多い投資信託を購入していた時期もありました。しかし、10年以上の歳月を経てコストの低いインデックス投信に落ち着いています。
インデックス投信のおすすめ理由はこちらの本を読めば納得!
愛読書「しぶとい分散投資術」の中では、資産を株や債券に分散する重要性についても書かれています。
ふーじーは、3つの積立投資でロボアド投資(分散型積立)・米ドル(外貨積立)も行っています。そこで投資信託の積立は、株に特化した投資信託を選んでいます。攻めのスタイルです。
2018年6月からアメリカ株・世界株・日本株などを対象にした4種類の投資信託を積み立ててきましたが、2019年8月から投資信託を1種類に絞りました。
選んだ1本は『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』です。
コスト面で優れているインデックス投資信託『eMAXIS Slimシリーズ』のひとつで、あの有名な投資家バフェットが推奨するS&P500に連動した銘柄です。
意気揚々と新たな銘柄で積立投資をリスタートしたのですがなんとそのわずか1週間後!
SBI証券がS&P500を対象にした新しい投資信託販売開始を発表!!
『SBI・バンガード・S&P500インデックスファンド』です。
信託報酬が0.0938%で0.1%未満です!
2020年3月末現在、数多くある投資信託の中で最も信託報酬が低い商品になります!
(※従来は0.1089%が最小)
今回の記事では、S&P500をおすすめ投信として選んだ理由や積立方法などを紹介します。
全世界株式を対象にした投資信託(VT)よりもアメリカ株を対象にしたS&P500(VOO)がオススメです。
目次
アメリカ株S&P500を投資信託で積立する理由
S&P500に連動する投資信託をおすすめする理由は、3つあります。
①世界経済の中心はアメリカ株
②1年余りの積立投資の実績
③投資の神様バフェットが推奨
理由①世界経済の中心はアメリカ
まず1つ目の理由ですが、アメリカ株がダメならどこの国の株に投資していても一緒。
世界経済の中心はアメリカです。
世界中の株の時価総額ランキングでもアメリカ勢が上位を占めています。
※最新データはこちらのサイトで確認出来ます
2019年7月末現在、上位50社中31社がアメリカの企業です。
残念ながら日本企業は1社のみ、トヨタが44位にランクインしています。
トップ3のマイクロソフト・アップル・アマゾンをはじめ、世界で活躍している企業が上位を占めます。
アメリカのトップ企業に投資するということは、世界を代表する企業に投資するようなものです。
理由②1年余りの積立投資の実績
つづいて2つ目の理由です。
ふーじーは2018年6月から1年余り、4つの投資信託を毎月積み立ててきました。
★楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
★楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)
★iFree S&P500
★ひふみプラス
4本とも株価暴落時には一緒に運用成績が落ちるのですが、回復が早かったのがアメリカ株に特化した「楽天VTI」と「iFree S&P500」、少し遅れて世界株式に連動する「楽天VT」でした。
詳しい運用実績の推移はこちら☟
積立NISAで買うべき投資信託の選び方~人気4銘柄を運用してみた
「S&P500」はアメリカのナスダックに上場している代表的な500社で構成される指数。
「楽天VTI」はアメリカの大型株から小型株まで約4000社の株価を反映したものです。
実際の運用成績で両者を比較したとき、信託報酬がやや高いにも関わらず「iFree S&P500」がやや優れていました。運用期間が1年余りだったのでたまたまかもしれませんが、トップ500社に投資しているほうが運用成績が良さそうだと考えています。
アメリカ株・全世界株・新興国株を過去データで比較してみた結果でもアメリカ株が好成績となりました!
【比較】積立銘柄で利回りに差が!アメリカ株vs全世界株vs新興国株
理由③投資の神様バフェットが推奨
長期投資を基本スタイルとするアメリカの著名な投資家・バフェットがS&P500(VOO)を推奨しています。
「資金の90%をS&P500に投資せよ」
バフェットが自分が死んだときに備えて妻に贈った言葉です。
VOOの運用実績や組み入れ銘柄はこちら(ブルームバーグHP)
アメリカ株投信を『毎日積立』でほったらかし長期運用
ふーじーはSBI証券で投資信託を積み立てています。
SBI証券は100円から積み立てることが可能です。
また買付のタイミングを自由に選ぶことが出来ます。
ふーじーは毎日(毎営業日)500円ずつ、1カ月に約1万円を積み立てる設定にしています。
勝手に積立してくれるので、初期設定後は基本的にほったらかしです。
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SBI証券口座に安心担当サポートをプラス★
SBI証券 積立投信の設定方法
初期設定も簡単に出来ます。
SBI証券で積み立てる場合の手順を簡単に紹介しておきます。
手順① 投資信託を検索
手順② 積立予定の投資信託を選択
手順③ 積立買付を選択
クリックすると、目論見書と注意事項の画面になるので、確認後「同意して次へ」をクリック
手順④積立設定を入力
NISA口座で積み立てる場合は、預かり区分の「NISA預り」を選択。
次に「積立コース」と「積立金額」を入力。
ボーナス月に多く積み立てる場合は、別途設定が必要になります。
ふーじーは毎月同じ金額を積み立てたいのでボーナス月設定はしていません。
以上で設定は終了です。
『SBI・バンガード・S&P500インデックスファンド』の信託報酬が凄い
S&P500を対象にした投資信託は何本かあります。
ふーじーが「iFreeシリーズ」から「eMAXISシリーズ」に乗り換えたのは、信託報酬の少なさと純資産の多さです。eMAXISシリーズは、2018年7月の販売開始から瞬く間に純資産を増やしました。
商品名 | 信託報酬 | 純資産 |
iFree S&P500インデックス | 0.2475% | 100億円 |
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | 0.0968% | 790億円 |
SBI・バンガード・S&P500インデックスファンド | 0.0938% | 270億円 |
※2020年4月11日現在
そして、eMAXISシリーズのライバルとして新たに登場してきたのがSBI証券が2019年9月から販売を開始した「SBI・バンガード・S&P500インデックスファンド」です。
何が凄いって信託報酬が0.0938%!なんと0.1%未満です。
S&P500を対象にした投資信託だけに限らず、数ある国内の投資信託の中で信託報酬は最小になります!
世界最大級の資産運用会社 バンガード社が扱うETFの中でも特に人気の高い『VOO』を組み入れた投資信託で、信託報酬の低さとの相乗効果で人気が高まりそうです。
<SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド 商品概要>
SBI・バンガード・S&P500インデックス・マザーファンド受益証券への投資を通じて、主として「バンガード®・S&P500 ETF」に投資し、米国の代表的な株価指数である、S&P500指数(円換算ベース)に連動する投資成果を目指します。
詳細は、こちら(SBI証券発表資料)をご覧ください。
バンガード社が扱うETFを組み入れた投資信託としては、ふーじーも積み立てていた『楽天VTI』と『楽天VT』も人気の高い商品です。
楽天VTIの信託報酬が0.162%、楽天VTが0.222%なので、SBIバンガードS&P500インデックスファンドの信託報酬の低さが群を抜いていることがわかります!
純資産がどの程度増えるか、新商品なので多少不安ではありますが、好条件が揃っている「SBI・バンガード・S&P500インデックスファンド」に注目です!
【2019/09/28追記】
2019年9月26日からSBIバンガードS&P500インデックスの販売が始まりました!
そこでSBIバンガードを1日300円、eMAXIS Slimを1日200円ずつ積み立てるように変更しました。
S&P500のみに絞って積み立てる方針はそのまま、積立額も毎日500円のままです。
【2019/10/22追記】
2019年11月12日からeMAXIS Slimシリーズの信託報酬引下げの発表がありました!
SBIバンガードへの対抗策でしょうか?
両方とも積み立てているので、両者が切磋琢磨してくれるとありがたいです。
SBIバンガードとeMAXISの運用経過
2019年12月10日、積み立てていたSBIバンガードとeMAXISを一旦売却しました。
主な理由は以下の通りです。
・アメリカ株が史上最高値を更新し過熱気味だから
・SBIバンガードとeMAXISの積立開始を同じ日にして比較したいから
運用開始時期が違うため、どちらの投資信託がより優秀なのか比較出来ません。
ただ、どちらもわずかな積立期間でありながら好成績となりました。
アメリカ株高騰の波に乗ったとはいえ、年利約35%の運用成績!
詳細は以下の通りです。
購入額 | 売却額 | 損益 | |
eMAXIS | 19,400 | 20,812 | +1,412 |
SBI | 9,600 | 10,065 | +465 |
今後、株価が大きく暴落する局面を待ってから積立を再開したいと考えています。
【2020/4/11追記】2020年3月から積立再開!
SBIバンガードとeMAXISを同じ日から同額ずつ積み立てています。そして比較のためにバランス型も!
アメリカ株の積立購入再開!S&P500おすすめ2銘柄を比較、ついでにバランス型投信も
アメリカ株の投信積立ならSBI証券がオススメ
積立用口座を決めていないならSBI証券がオススメです。
SBIグループでは、投資信託に限らず、株取引やFXなどさまざまな分野で業界トップの手数料の低さを実現しています。
ちなみに今回の記事で紹介しているSBIバンガードS&P500インデックスの販売はSBI証券1社のみ(2020年3月末現在)です。
【追記 2020/4/21】2020年4月20日から岡三オンライン証券とマネックス証券でも取り扱いが始まりました
すでにSBI証券以外でNISA口座をつくっている場合は、その証券会社でeMAXISを積み立てればいいと思います。わざわざNISA口座を移し替えるのは面倒ですから、SBIバンガードの積立は諦めましょう。eMAXIS Slimも十分すぎるほど手数料が低いですからね。
ただし、eMAXISを取り扱っていないような証券会社でNISA口座を開設しているなら、この際、NISA口座をSBI証券に移すのを強くオススメします!
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