トルコリラ円の変動幅は?値動きを分析して運用プランを立てよう!

スワップポイントが高く、FXで人気のある通貨といえばトルコリラ。

トルコリラは激しく値動きするイメージがありますが、果たして1日にどれくらい動いているのか

トラリピやループイフダンのFX自動売買や、トルコリラのスワップポイントさや取りにおいて通貨ペアの特性を把握しておくことは重要です。

2018年の変動幅・変動率・上昇幅・下落幅

まずは2018年の日足から1日の動きについて調べてみました。

2018年といえば、8月のトルコリラショックで多くの同志たちがロスカットで退場しました。

1年間の高値は30.24円、安値は15.40円(過去最安値)と年間で15円近く変動しています。

年間の変動幅は過去10年間で2番目、変動率ならリーマンショックのあった2008年をも上回る波乱の1年でした。

当面は、この2018年のデータをもとに戦略を立てれば、よほどのショック相場が訪れない限り対応できるのではないかと考えています。

<2018年データ>平均最大値
変動幅0.47円4.4円
変動率2.10%21.98%
上昇幅0.19円1.67円
下落幅0.27円4.37円

※変動幅:高値と安値の差、上昇幅:高値と始値の差、下落幅:安値と始値の差

1日の変動幅は平均で0.47円、最大値はトルコリラショックの起きた8月10日の4.40円です。

なんといっても、変動率は驚異の21.98%!!

2018年は年間に約50%下落していますが、1日で20%超えってヤバイですよね。

もう体験したくない💦

次に2018年の1日あたりの変動幅・上昇幅・下落幅の各値幅回数をまとめてみました。

値幅(円)変動幅(回)上昇幅(回)下落幅(回)
0~0.99241257251
1~1.991639
2~2.99200
3~3.99000
4~4.99101
5~000

※変動幅:高値と安値の差、上昇幅:高値と始値の差、下落幅:安値と始値の差

波乱の1年でしたが、実は8月10日以外はたいした値動きをしていませんでした。

3円以上の動いた日は8月10日だけで、ほとんどの日が1円以内の値動きでとどまっています。

過去10年のデータ検証

念のため、過去10年間のデータも調べてみました。

20182017201620152014201320122011201020092008
変動幅0.470.360.560.600.580.720.460.700.901.282.13
変動率2.101.161.541.351.191.391.041.471.522.112.73
上昇幅0.190.160.220.240.260.340.240.320.400.600.97
下落幅0.270.200.340.360.320.380.230.380.490.671.16

※変動幅:高値と安値の差、上昇幅:高値と始値の差、下落幅:安値と始値の差

リーマンショックの起きた2008年、その翌年の2009年も1日の平均変動幅は1円を上回っていますが、2008年年初は95円でした。

最近トルコリラ円を買い始めた人には信じられないですよね!?

翌年の2009年ですら、安値が52円ですからね。

この頃と単純に変動幅を比べるわけにはいかないで、変動率で比べてみます。

変動率で見ても、さすがにリーマンショック時の2018年が2.73%とずば抜けていますが、2009年と2018年も2%超で同レベルです。

リーマンショック以降、2018年は値動きが大きかった年であることがわかります。

ちなみに2008年から2018年までの1日の変動幅の平均は約0.80円、変動率は1.6%です。

参考までに最大値の比較も載せておきます。

20182017201620152014201320122011201020092008
変動幅4.401.504.202.913.612.211.182.166.674.128.09
変動率21.984.9211.236.957.564.202.564.6110.876.8312.51
上昇幅1.670.681.091.192.041.990.892.142.952.867.49
下落幅4.371.083.902.772.332.211.171.796.424.127.52

※変動幅:高値と安値の差、上昇幅:高値と始値の差、下落幅:安値と始値の差

最大値で見ると、さきほども記述しましたが、2018年の変動率がずば抜けています。

ここ最近では、2016年も大きな動きをしています。

1日に3円以上の変動があったのは、2010年以降では、2010年に2回、2014年、2016年、2018年に各1回の計5回だけです。

週足でみた変動幅・変動率・上昇幅・下落幅

次に2010年以降の週足データをもとに、1週間の値動きを調べてみました。

下の表は、2010年以降の481週について、変動幅・上昇幅・下落幅の各値幅回数を調べたものです。

値幅(円)変動幅(回)上昇幅(回)下落幅(回)
0~0.99178394355
1~1.992317697
2~2.9959923
3~3.99726
4~4.99401
5~302

※変動幅:高値と安値の差、上昇幅:高値と始値の差、下落幅:安値と始値の差

週単位で見ても、3円以上動くことは稀であることがわかります。

1週間で3円以上下落したのは9回、1年に1回の頻度です。

3円以上の上昇は、わずか2回に留まっています。

ほとんどの週で上下2円以内に収まっていて、スワップポイントのさや取りをする場合でも上下2円、もしくは3円の余裕を見ておけば、そう簡単にはロスカットされない設定であるということがわかります。

週明けの窓開けは大丈夫?

週足を調べていて気になったのが、週末を挟んだ窓開けによるロスカットへの対策です。

下の表は、2010年から2018年までのデータをまとめたものです。

値幅(円)窓幅(回)
0~0.99476
1~1.995
2~2.990
3~3.990
4~4.990
5~0

窓の幅は、週明けの始値と前週終値の差(絶対値)です。

心配をよそに、ほとんどの週で1円以内、最大で1.35円でした。

さらにさかのぼると、2008年9月に3.98円というトンデモナイ窓がありましたが、リーマンショック以降、3円を超えた窓あけは、その1回だけです。

月足でみた変動幅・変動率・上昇幅・下落幅

ここまで調べたら月足も調べてみたくなりました。

下の表は、2010年以降の111カ月を対象に調べた結果です。

値幅(円)変動幅(回)上昇幅(回)下落幅(回)
0~0.9956347
1~1.99262424
2~2.99331919
3~3.9926613
4~4.991414
5~15612

※変動幅:高値と安値の差、上昇幅:高値と始値の差、下落幅:安値と始値の差

さすがに1カ月の変動幅が1円未満という月は限られています。

上下1円以内の値動きしかない月が1番多いですが、過去のデータから1年のうちに3~4回程度は月初の始値から3円以上の上昇もしくは下落が発生していることがわかります。

ちなみに波乱の2018年は、8月に7.28円の下落・5月に4.61円の下落がありました。

ここ数年では、2017年は1回、2016年は4回、2015年は0回、2014年は2回、月初から3円以上の下落がありました。

2019年は、年明け早々にフラッシュクラッシュが発生しましたが、2019年1月の下落幅は2.61円です。

それよりも動きの多い月が、1年に何度か来ることを想定しておかなければいけません。

変動幅の平均はFX自動売買の利確幅の参考に、変動幅の回数はさや取りのリスク管理の参考にして戦略を立てると、運用成績アップにつながると思います!

なお、このデータを活用して設定した独自プラン『段構えさや取り』については、以下の記事にて紹介しています。

段構えで防御力アップ!トルコリラ円スワップさや取りのリスク対処法

2019年最新データ【20190905更新】

2019年も3分の2が終わりました。年始のフラッシュクラッシュや盆明けの急落等ありましたが、ここまで為替変動は比較的穏やかな年となっています。

2019年8月末までのデータを集計しました。

<平均値>2019年2014-18年
変動幅0.29円0.51円
変動率1.51%1.47%
上昇幅0.13円0.21円
下落幅0.16円0.30円

※変動幅:高値と安値の差、上昇幅:高値と始値の差、下落幅:安値と始値の差

直近5年の平均値と比べて変動幅は小さくなっていますが、変動率では同等です。
2014年から2018年の日足の終値平均レートが36.6円なのに対して2019年が19.4円なので、変動幅で比べるのはあまり意味がないかもしれません。
為替レートが下がった分、変動幅も小さくなっています。

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