2022年はメキシコペソにとってはとっても好調な1年でした。
対円の為替レートは5.5円から6.7円へ(最高値7.5円)、そして年始には6~9円だったスワップポイントは16~20円へと大幅に上昇しました。
それもそのはず、日本の政策金利がほとんど上昇しない中、メキシコの政策金利は5.5%から10.5%へと上昇!リーマンショックのあった2008年以降、最も高い水準となっています。
そのような2022年、どのFX口座もスワップポイントが大幅に上昇しましたが、その分、口座によって大きな差が生じています。
今回は、2022年の年間スワップポイントについて国内FX業者10社を比較しました。
2022年の年間スワップランキング
2022年月の年間スワップポイントランキング、第1位はアイネット証券!でした。個人的には予想通りという感じです。
2位にヒロセ通商、3位にLIGHT FXがつづいています。
アイネット証券はスプレッドは他のFX口座より広く、頻繁に取引するには不利ですがスワップポイント狙いの長期保有ならオススメの口座ですね。12月には1日あたり22円ものスワップポイントを記録しました。
口座名 | 月間合計 | 平均/日 |
アイネット証券 | 5213 | 14.32 |
ヒロセ通商 | 5018 | 13.79 |
LIGHT FX | 4969.3 | 13.61 |
セントラル短資FX | 4849 | 13.28 |
LINE FX | 4838 | 13.25 |
みんなのFX | 4565.4 | 12.51 |
SBI FXトレード | 4538 | 12.43 |
外為どっとコム | 4354 | 11.93 |
GMO FXネオ | 4335 | 11.88 |
DMM FX | 4334 | 11.87 |
※各口座のスワップポイント付与日数に差があるため1日あたりの平均スワップポイントは365日で割った数値ではないFX口座もあります。
月別のスワップポイントランキングの推移
次の表は、FX口座ごとの月別のランキング推移を示したものです。
年間ランキング1位だったアイネット証券(緑破線)は月間ランキングで7回1位となっており、10月を除いて常に上位で推移しています。2位のヒロセ通商(茶)も月間1位こそ1回だけですが2月以降3位以内で推移しています。
アイネ | ヒロセ | ライF | セン短 | LINE | みんF | SBI | 外為ど | GMO | DMM | |
1月 | 1 | 4 | 5 | 3 | 2 | 7 | 10 | 6 | 8 | 9 |
2月 | 1 | 3 | 5 | 6 | 4 | 8 | 2 | 9 | 9 | 7 |
3月 | 4 | 2 | 5 | 6 | 3 | 7 | 1 | 10 | 9 | 8 |
4月 | 2 | 3 | 6 | 5 | 1 | 7 | 4 | 10 | 8 | 9 |
5月 | 2 | 3 | 1 | 6 | 4 | 7 | 5 | 10 | 8 | 8 |
6月 | 1 | 2 | 3 | 6 | 4 | 7 | 5 | 9 | 10 | 8 |
7月 | 2 | 3 | 1 | 5 | 4 | 7 | 8 | 6 | 9 | 10 |
8月 | 1 | 2 | 3 | 5 | 4 | 6 | 9 | 7 | 8 | 10 |
9月 | 1 | 3 | 4 | 2 | 7 | 4 | 10 | 9 | 7 | 6 |
10月 | 9 | 1 | 2 | 4 | 6 | 2 | 10 | 6 | 6 | 5 |
11月 | 1 | 3 | 4 | 2 | 7 | 4 | 9 | 6 | 7 | 9 |
12月 | 1 | 3 | 4 | 2 | 6 | 4 | 10 | 9 | 6 | 6 |
メキシコペソ円のFX口座選びのポイント
メキシコペソ円のスワップ投資で口座選びする際に注意したい点は主に下記3点です。
①キャンペーン等で一時的にスワップポイントが高い
②スワップポイントの日々変動していて不安定
③未決済ポジションのスワップ益を取り出せるか
口座によってはキャンペーン等で一時的にスワップポイントをよくしている場合もあります。そのような口座では、いつまで高いスワップポイントを維持してくれるかわかりません。
スワップポイントが下がる度に他のFX口座に乗り換えていたらスプレッドによるコストが発生してしまうし、手間にもなります。
またスワップポイントが日々変更するような口座では利回りを計算しにくく、また日々の変動に一喜一憂しなくてはいけません。個人的には心穏やかに日々のスワップポイントを受け取りたいのでスワップポイントが安定しているFX口座をオススメします。
最後に未決済ポジションのスワップ益を取り出せると便利です。
スワップ運用は基本的に長期投資を想定した取引です。となると1年以上ポジションを保有したままとなることが予想されます。未決済ポジションのスワッポ益を取り出せれば、わざわざポジションを一度決済しなくてもよく、スワップ益を他の運用にまわすことが出来ます。
メキシコペソ円のスプレッドの比較についてはこちらの記事で確認出来ます。
【最新】メキシコペソ円のスプレッドとスワップポイントを比較ふーじー
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