実は3年半にわたって続けてきたウェルスナビによる積立投資をやめました。
サービス面においてちょっと気にいらないことがあったのがきっかけではあるのですが、最終的には同じく積立中である投資信託と比較して結論を出しました。
コロナショックをはじめとしたショック相場を乗り越え、ウェルスナビも十分な実績を出してくれており、積立投資のひとつの選択肢としてオススメできる投資先であることは変わりありません。
が、しかし、この度、ウェルスナビを決済し、積立投信を増額することに致しました。
今回の記事では、ウェルスナビと投資信託をさまざまな点において比較、また3年半にわたる実績を投資信託(米国株・バランス型)と比較しています。
ウェルスナビと投資信託を比較【運用面】
まずはウェルスナビと投資信託について運用面において気になる5点を比較してみました。
投資スタイルによって考え方の違いは出てくると思います。以下の比較は、管理人ふーじーの見解です。
①税金面
まずは税金面の比較からです。
積立投資は基本的に長期投資を前提とする場合が多く、しばらく利益確定せずにほったらかしになる可能性が高いです。
そのため、積立中は両者ともに税金面で気にすることはほとんどありません。
ふーじー
②リバランス
資産運用において登場してくる「リバランス」。
利回りをよりよくするためにはリバランスは必要な作業という意見もあります。
ふーじーは投資信託の積立は米国株(S&P500)1本に絞っているため、必要ありません。
ふーじー
③リスク
つづいてリスク(損益の振れ幅)についての比較です。
過去の実績によると20年以上の長期投資であれば、米国株に絞った投資でもリターン(利回り)がマイナスになることはありませんでした。そして最終的なリターンもバランス型を上回る可能性が高いと考えます。
ふーじー
④手数料
つづいて手数料の比較です。
選ぶ投資信託によってどちらが有利か変わってきますが、インデックス投信であれば基本的に1%未満です。ふーじーが選んでいる銘柄は0.1%未満なので、手数料面では投資信託が断然優位です。
ふーじー
こちらの記事で紹介しています☟
アメリカ株で勝負!S&P500に投資する理由とSBI証券投信積立の始め方⑤積立の手間
積立投資をつづけるうえで面倒な作業があると続かなくなります。
この点においては両者ともに一度設定してしまえば、あとはほぼほったらかしに出来て問題ありません。
ウェルスナビと投資信託を比較【成績面】
つづいてウェルスナビと投資信託の成績を比較しました。
ウェルスナビはふーじーが実際に運用した実績です。
投資信託は次の2銘柄を比較対象にしてみました。
①eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
②eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
検証条件は以下の通りです。
②積立額 : 初期投資元本10万円+積立額は月1万円
3年半の運用期間で元本42万円に対してどの投資先でも資産を増やすことが出来ています。
ウェルスナビはバランス型投信よりも優秀な成績を収めていますが、米国株投信には劣っています。
ウェルスナビ | S&P500 | バランス | |
評価額 | 514,544 | 547,087 | 482,087 |
増減率 | 22.51% | 30.26% | 14.78% |
年利 | 12.0% | 17.0% | 8.5% |
ふーじー
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