「保有資産は円だけで大丈夫?」
銀行に預けておけば、資産は安全と思っていませんか!
日本が破綻すれば、日本円の価値は低くなります。
より現実的な話として、インフレが進めばお金の価値は目減りしていきますし、スイスのように個人預金にもマイナス金利が導入される可能性だって十分あります。
スイスのUBS、大口個人預金にマイナス金利 11月から(日経新聞より)
今回の記事では、ふーじーがおすすめする積立投資3選のうちのひとつ、FXで米ドル円を積立投資すべき理由と積立FXの方法について説明します。
米ドル積立するならFXが絶対おすすめです!
さて現在の米ドル円の為替レートがわかりますか?
学校の授業で『円高』の説明を聞いて、「安くなっているのに円高?」と不思議に思いませんでしたか?
ふーじーもFXを始めるまで、イマイチ理解できていませんでした。
そしてFXの入門本を読んだとき「レバレッジ」とか「スプレッド」とか「建玉」とか初めて聞く言葉がたくさん登場してきて、はじめの一歩を踏み出すのにすごく勇気が要りました。
FXって危険なイメージがあるかもしれませんが、資金管理さえしっかりやっておけば問題ありません。
外貨貯金よりも投資家にとって断然有利な商品です。
FXは決してリスクの高い商品ではありません!
円だけしか持っていないほうがよっぽどリスクが高いと思います。
今回紹介する米ドル積立は、ふーじーが実際に資産運用している積立投資の1つです。
テクニカル分析もファンダメンタルズ分析も必要ありません。
ただ淡々と積み立てるだけ!FX初心者でも簡単に始めることができる投資方法です。
目次
米ドルってどんな通貨?
世界の基軸通貨である米ドル。海外旅行に行ったことがない人でも米ドル紙幣のイメージはできるのではないでしょうか?為替市場における通貨別取引高のシェアは約4割、通貨ペア別では対米ドルの取引が約9割を占めていて、非常に強い通貨です。
発展途上国では、自国通貨よりも米ドルでの支払いが好まれた経験があります。
保有資産に米ドルを加えるべき理由
かつて先進国だったアルゼンチンが財政破綻したように、日本も財政破綻する可能性が全くないと言えません。
今後人口が減少しGDPの成長が見込めないなら、日本円の価値が下がる(円安になる)可能性も十分あります。
だから、資産を円だけで持つのではなく外国の通貨にも分散して持っておく必要があるのです。
金融資産を長期運用するとき、4資産(日本株式・日本債券・外国株式・外国債券)に分散して持つことが大切です。
銘柄選びよりも買うタイミングよりも4資産に分散して保有するだけで、「2007年までの約40年間の平均で資産はほぼ2倍に増えた (「しぶとい分散投資術」 日本経済新聞出版社)
愛読書です☟
さて、ふーじーは3種類の積立投資を実践しています。
②積立投信
③米ドル積立
「ウェルスナビ」はリスク許容度に応じて商品の種類を株や債券、金などに分散してくれています。
NISA枠で積立している「投資信託」は、米国株100%です。
となると株式の割合が高くなっています。
そこで債券の代用として米ドルを保有しています。
日本債券と日本株式の割合は少なめです。
今後はキャッシュレスの時代となり、米ドルを含めた貨幣通貨の価値が薄れていく可能性はありますが、そのような状況でも日本円に対して米ドルの価値のほうが高くなっていると思われます。
米ドルを積立するメリット
米ドルを保有するとうれしいメリットがあります。
それは利子(スワップポイント)がもらえることです!
日本よりアメリカのほうも政策金利が高いからです。
日本の銀行に100万円あずけても利子はほとんどもらえませんが、米ドルなら単純計算で年間2万円程度の利子がもらえます。
リスク分散したうえに、利子まで多くもらえるってうれしいですよね(^^)/
米ドルはどこで積立するべき
それでは、米ドルをどこで買えばいいのか?
銀行ではありません。
FX口座を利用して積み立てます。
FXは低コストでこれを利用しないのは損です。
外国に旅行へ行く際、銀行で両替すると1ドルあたり3円程度の手数料を取られます。
FXならわずか0.3銭です。円ではなく銭ですよ!
FXと外貨預金を比較
つづいて外貨預金とFXの違いを比べてみます。
手数料 | 金利 | レバレッジ | 資産の保護 | |
外貨預金 | 4銭 | 0.70% | 不可 | 保護なし |
FX | 0.3銭 | 2.50% | 25倍 | 信託保全 |
銀行で両替するのに比べると外貨預金の手数料は抑えられていますが、それでもFXの10倍以上です。
さらにもらえる利子もFXのほうが多く、しかもFXはレバレッジをかけることが出来ます。
FXのメリットが際立っています!
レバレッジを最大の25倍で運用するのは大変危険ですが、レバレッジを低く設定すれば大変有利な投資先です。
もちろん、レバレッジを1倍にすれば為替変動によるリスクは外貨預金とほぼ同じです。
これだけのメリットがあるのだから、米ドル買うならFXしかないでしょ!
米ドルのおすすめ積立方法
ふーじーは米ドル円を毎月1万円ずつ積み立てています。
FX口座の多くは1000通貨単位からの購入となっています。
1ドル100円なら10万円必要です。
1万円でもレバレッジを10倍にすれば購入できますが、これではリスクが高すぎ!
米ドル円が5.5円程度下落しただけでロスカットになってしまいます。
積立投資は長期運用が基本なので、リスクが高すぎるのは絶対ダメ!!
この問題を解決してくれたのが、SBI FXトレードです。
SBI FXトレードなら1通貨から少額購入可能
1通貨から取引可能で、しかもスプレッドは業界最狭水準の0.20円!!
このSBIFXトレードで淡々と毎月ドル円を1万円分購入していけばいいのです。
ふーじーの積立設定は以下の通りです。
①毎週月曜日に2500円分購入
②米ドル円が110円以上の時は購入を見送る
③レバレッジは4倍
上記のようにレバレッジが4倍になるように購入しています。
例えば、ドル円が110円なら以下の計算になります。
1万円×4(レバレッジ)÷110(ドル円レート)=363通貨
ドル円を約4万円分購入したことになります。
レバレッジ4倍なら、約25円の下落に耐えられます。
110円で購入した場合、だいたい85円まで大丈夫です。
米ドル円の過去最安値は約75円。
85円を下回ってロスカットになる可能性はあります。
ただ、ふーじーは長期的に見て、円安(円の価値が下がる)になる可能性のほうが高いと考えています。
ロスカットになりそうなときは、資金を一時的に追加して対応する予定です。
そして、85円を割れたときには絶好の買い場です。
ここぞとばかりにドル円を仕込むつもりです!
もう少しリスクを抑えたいという方は、レバレッジを3倍に落としてもいいかもしれません。
そうすれば、34円程度の下落まで大丈夫!すなわち過去最安値付近まで耐えることができます。
★スワップポイント
2019年8月実績で、1日のスワップポイントは65円です。
レバレッジ4倍で運用した場合、年利8.6%の計算になります。
レバレッジ3倍でも6.5%の利回りを確保できます。
債券は株式に比べて利回りが低いものですが、FXでレバレッジを効かせて運用することで、ふーじーが実践している他の積立投資(ウェルスナビや投資信託)と同等か、それ以上のリターンを期待できます。
積立FXでもっと簡単に自動積立
さて、ここまで毎月1回手動で積み立てる方法を紹介してきましたが、ウェルスナビや積立NISAのように、ほったらかしで自動積立したいという方。SBIFXトレードなら、そんなズボラな人でも大丈夫です。
その名も『積立FX』という商品が、SBIFXトレードにあるのです!
手間がかからない反面、以下2点のデメリットがあります。
②レバレッジは1・2・3倍から選択
手数料が外貨預金並みになります。
またレバレッジを4倍に出来ません。最大で3倍までです。
スプレッドをもう少し下げてくれればいいのですが…
一方、メリットとしては、
②完全自動で楽
③購入数量を計算しなくていい
この積立FXならば、毎営業日・毎週水曜日・毎月26日と3種類の購入頻度で積立してくれます。
毎月1回ではなく、毎営業日に分散できるのでより購入価格をより平準化できます。
また勝手に購入してくれるので通貨数量を計算する必要がありませんし、購入を忘れてしまうこともありません。
そして、ショック相場などに怖くなって買えなくなってしまうという心理面の問題もクリアできます。
どちらを選ぶにしても、SBIFXトレードで口座をつくればOKです。
運用を始めてから、やっぱり手動は面倒くさいと思えば積立FXに途中で切り替えてもいいですし、逆に積立FXで始めて慣れてきたら手動に切り替えるのもありだと思います。
とにもかくにも、日本円以外の資産も保有しておきましょう!
まずは最もメジャーな通貨である米ドルの積立がオススメです!!
【20190929追記】
2019年9月から積立FXに切り替えました(^^♪
コストとなるスプレッドの広さを気にしていたのですが、よくよく計算してみると少額購入なので大した額ではありませんでした。
1カ月あたり20円未満です。
週1回の手動購入の手間を考えたら多少コストが増えても自動購入の積立FXのほうがいいかな、という考えに至りました!
レバレッジは4倍が無理なので、3倍で設定しています。
購入数量が減った分は自分で購入して補います。
今後、積立の実績もブログにて報告していきます!
ツイッター(@otameshi_labo)でも投資関連を中心にタイムリーな情報発信を心がけています。
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