トラリピ世界戦略とは?おすすめ3通貨ペアのトラリピ向き設定に期待!

いまマネースクエアが自信を持ってオススメする運用プランが「トラリピ世界戦略」です。

2022年にスタートしたトラリピ向きの通貨ペアを組み合わせたプランです。トラリピといえば、鈴さんやあっきんさんのプランも人気ですが、このトラリピ世界戦略もプロが練りに練った期待の設定!

果たしてどんな特徴があるのか?メリットやデメリットを考察してみました。

トラリピ向きの相場とは?

世界戦略の説明をする前に、まず抑えておきたいのが「トラリピ向きの相場」についてです。

以下の表はトレンド相場とレンジ相場の一般的な比較を示しています。

トレンド相場 レンジ相場
発生頻度 少ない 多い
売買タイミング 難しい 標準
トレンド、レンジ終了の判断 難しい 標準
相場をチェックする頻度 多い 普通

相場の7割はレンジ相場と言われており、トレンド相場に比べて発生頻度が高い傾向にあります。

このレンジ相場にトラップを仕掛けるのがトラリピです。ということは、長い間レンジ相場を形成している通貨ペアがトラリピ向きの通貨ペアということになります。

そこでオススメのトラリピ運用プランが「トラリピ世界戦略」になります。

トラリピ世界戦略の通貨ペア

トラリピ世界戦略は、マネースクエアが自信を持ってオススメするトラリピ向きの3通貨ペアを組み合わせた運用方法です。

ここのところ米ドル円が140円に迫るなど、ユーロ円や豪ドル円といったクロス円は円安傾向にあり、トレンド相場を形成しています。

しかし、そのような中でも長期のレンジ相場を形成している通貨ペアが隣国同士のこちらの3つの通貨ペアです。

隣国シリーズ
・豪ドル/NZドル(AUDNZD)
・ユーロ/英ポンド(EURGBP)
・米ドル/カナダドル(USDCD)

このレンジを形成している3通貨ペアを組み合わせたプランが「トラリピ世界戦略」です。

トラリピ世界戦略のメリット

トラリピ世界戦略のメリットは「分散効果」です。

相場格言に「卵は1つの籠に盛るな」という言葉があるように、リスク管理において分散投資は大切な考えのひとつです。

この分散効果によって、トラリピ世界戦略には以下のような特徴があげられます。

トラリピ世界戦略の特徴
・評価損の推移が比較的おだやかな傾向
・日々の利益確定の確率があがる
・地政学リスクを分散できる

それでは実際にどのような分散効果があるのでしょうか?

分散効果①地域の分散

トラリピ世界戦略は、北アメリカ(USDCAD)・ヨーロッパ(EURGBP)・オセアニア(AUDNZD)と大陸の異なる3つの通貨ペアを運用しています。

これによって、特定地域の政治・経済状況、事件、自然災害といった地政学リスクを分散することが出来ます。

特定地域のリスク(引用:マネースクエアHP

実際に2000年以降、それぞれの地域で図のような事案が発生しています。いつどこで何が起こるかわからないので、どれか1つの通貨ペアに偏った運用をしていたら精神的によくないですよね。

1つの通貨ペアのみを運用する場合やクロス円に偏った運用に比べてかなり分散効果が期待できます。

分散効果②取引時間の分散

地域の異なる通貨ペアということは、それぞれの地域の活発な取引時間も違います。

オセアニアであれば日本時間の早朝、ヨーロッパであれば日本時間の夕方、北アメリカであれば日本時間の深夜が取引の活発な時間帯になります。

価格変動が発生しやすい経済指標の発表時間がずれることでリスクを軽減し、収益のタイミングが分散されて日々の利益確定の確率もあがることが期待できます。

分散効果③値動きの分散

ドルカナダ(USDCAD)・ユーロポンド(EURGBP)・オージーキウイ(AUDNZD)の3つの通貨ペアは値動きが異なり、評価損を抑える効果が期待できます。また日本円や米ドル絡みの値動きの影響を受けにくい傾向があります。

値動きが似ているかどうかを示す通貨ペア同士の相関係数を調べてみました。

2016年から5年間で±0.7を超えているのは2017年のEURGBPとUSDCADの相関係数だけで、±0.30に収まっている年が多く、強い相関もしくは強い逆相関がみられる年はわずかです。

対象1 EURGBP EURGBP AUDNZD
対象2 AUDNZD USDCAD USDCAD
2016年 -0.51 -0.24 -0.04
2017年 0.41 -0.79 -0.47
2018年 0.10 0.41 -0.32
2019年 0.07 -0.10 0.04
2020年 0.47 0.02 -0.30

詳細はこちらの記事でご確認ください。

同じ地域の3通貨ペアEURGBP・AUDNZD・USDCADの相関関係を比較

下図からもクラス円同士や米ドル円絡みの通貨ペアに比べて、3通貨ペアの相関係数が小さく、相関関係がほとんどないことが見てとれます。

トラリピ世界戦略の実績と必要資金

ここまでトラリピ世界戦略の魅力について説明してきましたが、いざ始めるにはまとまった資金が必要です。

各通貨ペアで100万円ずつ計300万円が必要となります。

いきなり300万円はちょっと…
そういう声も多いみたいだよ

ふーじー

マネースクエアのバックテスト(2017年1月2日~2022年4月29日)によると約5年間で300万円が約2倍の619万円に増えた結果が出ています。

トラリピ世界戦略のバックテスト(引用:マネースクエアHP

これはスゴイ!
必要資金が多くて始めるにはハードルが高いけど、この結果が望めるなら魅力的だね!

ふーじー

それぞれの通貨ペアの戦略は下記の通りです。

特徴の違う3つの戦略
・AUDNZD:ダイヤモンド戦略【高パフォーマンス】
・EURGBP:Half&Half戦略【広い守備範囲】
・USDCAD:Half&Half戦略【バランス型】

すでにマネースクエアの口座を持っている人なら、ログイン後に各通貨ペアの戦略を1クリックで簡単に設定することが可能です。

資金さえ用意することが出来れば、マネースクエアが自信を持ってオススメする戦略を簡単に始めることができますね!ある程度まとまった運用資金がある人は他の運用プランとメリット・デメリットを比較してみてください。

まとまった資金(300万円)が必要だが、分散効果(リスク管理)と高いパフォーマンス(年利20%程度)が期待できそう

マネースクエア

 

EURGBP・AUDNZD・USDCADのそれぞれの特徴については別記事で紹介しています。そちらもぜひご覧ください。

トラリピの新通貨ペアEURGBP(ユーロポンド)の特徴を検証 AUDNZDトラリピ検証トラリピに新通貨ペア!豪ドル/NZドル(AUD/NZD)の特徴やリスク、最適な設定を過去データで分析 【USD/CAD】米ドルカナダドルの特徴~過去の為替推移から運用プラン作成

 

ふーじー

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