新興国通貨の中で値動きが安定していてスワップポイントも高い水準をキープしている通貨といえばメキシコペソ🌵
当ブログでは、メキシコペソ円のスワップポイントやスプレッドを定期的に調査しています。今回は、2022年4月分のスワップポイントについて国内FX業者10社を調べました。
メキシコペソ円のスワップ運用をどのFX口座で始めようか悩んでいる人はぜひ当ブログの情報を参考にメキシコペソ円の運用を検討してみてくださいね。また現在運用中で他社のスワップポイントの増減が気になる人も定期的にチェックして良い条件のFX口座が見つかったらFX口座の乗り換えを検討してみてくださいね。
メキシコペソ円のスワップポイント動向
メキシコの政策金利は、2021年6月以降少しずつ上昇しています。2022年年初に5.5%だった政策金利は、2月には6.0%へ、そして3月には6.5%へ引き上げられました。4月は政策金利は据え置きでした。
政策金利の上昇、そして円安によりスワップポイントも少しずつ上昇傾向にあります。
メキシコペソ円の為替レートは先月ついに6円台に上昇しコロナショック前の高値まで約2年かけてようやく回復しましたが、さらに円安傾向にあり、買いポジション保有者にとっては為替差益とスワップ益の両方で利益が積み重なっている状態です。
2022年4月の月間スワップランキング
2022年4月のスワップポイントの合計では、先月3位だったLINEFXが1位に浮上!1日あたりの平均スワップポイントでは先月にひきつづきLINEFX・アイネット証券・ヒロセ通商・SBIFXトレードの4社が接戦で上位争いを繰り広げています。
1万通貨当り1日平均9円以上のスワップポイントとなっていたのは先月は4社でしたが、今月は10社すべてが平均9円を上回っています。3月に平均9円を超えていたのはアイネット証券だけだったので、この2カ月でメキシコペソ円のスワップポイントが増えてきていることがわかります。今後もメキシコペソ円のスワップポイント競争がさらに激化しそうな予感を感じさせます。
ちなみに表のランキングは平均スワップポイントで順位付けしています。GWの関係で各口座のスワップポイント付与日数に差が生じています。
口座名 | 月間合計 | 平均/日 |
LINE FX | 380 | 11.18 |
アイネット証券 | 344 | 11.10 |
ヒロセ通商 | 319 | 11.00 |
SBI FXトレード | 373 | 10.97 |
セントラル短資FX | 345 | 10.15 |
LIGHT FX | 335.3 | 9.86 |
みんなのFX | 334.3 | 9.83 |
GMO FXネオ | 328 | 9.65 |
DMM FX | 317 | 9.32 |
外為どっとコム | 306 | 9.00 |
各口座の4月の日別スワップポイントの推移はご覧の通りです。
1日あたり13円のスワップポイントを出す口座も出てきました。うれしいですね!
メキシコペソ円のFX口座選びのポイント
メキシコペソ円のスワップ投資で口座選びする際に注意したい点は主に下記3点です。
①キャンペーン等で一時的にスワップポイントが高い
②スワップポイントの日々変動していて不安定
③未決済ポジションのスワップ益を取り出せるか
口座によってはキャンペーン等で一時的にスワップポイントをよくしている場合もあります。そのような口座では、いつまで高いスワップポイントを維持してくれるかわかりません。
スワップポイントが下がる度に他のFX口座に乗り換えていたらスプレッドによるコストが発生してしまうし、手間にもなります。
またスワップポイントが日々変更するような口座では利回りを計算しにくく、また日々の変動に一喜一憂しなくてはいけません。個人的には心穏やかに日々のスワップポイントを受け取りたいのでスワップポイントが安定しているFX口座をオススメします。
最後に未決済ポジションのスワップ益を取り出せると便利です。
スワップ運用は基本的に長期投資を想定した取引です。となると1年以上ポジションを保有したままとなることが予想されます。未決済ポジションのスワッポ益を取り出せれば、わざわざポジションを一度決済しなくてもよく、スワップ益を他の運用にまわすことが出来ます。
メキシコペソ円のスプレッドの比較についてはこちらの記事で確認出来ます。
【最新】メキシコペソ円のスプレッドとスワップポイントを比較
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