FXはレバレッジを効かせたトレードができるため、リスクを考えずにポジショニングすると知らず知らずのうちにハイリスクな運用になっていてロスカットに遭ってしまうことがあります。
これがFXがギャンブルのように誤解されている原因のひとつです。
運用資金にあったプラン作成、運用プランにあわせたポジション量で取引することでリスクをコントロールすることが出来ます。
資金管理は運用プランやメンタルとあわせてFX取引における大事な3大要素のひとつです。
ふーじー
FXで勝つためには、資産をすべて失わない、つまり“生き残る”ことが大切です。
これから取引を始めようという場合はもちろん、すでにポジションを保有しているけどどれくらいレートが動いたらロスカットになってしまうのか把握していないという場合にはすぐに計算してみましょう!
それがFXで負けないためのリスク対策の第1歩です。
目次
FX資金管理のための計算ツール
計算ツール①②③では、ロスカットレート・必要資金・購入可能なLOT数を求めることができます。
それぞれの状況にあわせて使いわけてください。
【計算①】ロスカットレート
「レバレッジを高めていないからたぶん安全」、「証拠金維持率が▲▲▲%あるから大丈夫だろう」となんとなく運用しているなら計算ツールを使ってロスカットレートを把握しておきましょう。
①運用資金・②購入レート・③購入LOT数・④ポジション(買いor売り)・⑤円変換レートの5項目を入力すると簡単にロスカットレートを求めることが出来ます。
また、ロスカット時に口座に残る資金とロスカット時の損失も同時に算出されます。
【計算②】必要資金
つづいて必要資金を求める計算ツールです。
①購入レート・②購入LOT数・③ポジション(買いor売り)・④円変換レート・⑤損切りレートを入力することで必要な資金を算出できます。
【計算③】購入可能なLOT数
次に購入可能なLOT数を求める計算ツールです。
①運用資金・②購入レート・③ポジション(買いor売り)・④円変換レート・⑤損切りレートを入力することで購入可能なLOT数を求めることが出来ます。
2%ルールで損失を限定した場合の計算
FXのみならず資産運用におけるリスク管理のひとつに、保有ポジションに対して一定割合の損失を超えたら機械的に損切りを実行する方法があります。
この損失を確定させるという作業が資金管理においてとても重要となります。
一般によく言われるのが”2%ルール”です。損失が運用資金に対して2%に達したら損切りするというものです。
損失が大きくなる前に損切りすることで運用資金が尽きてしまう破産確率を減少させる効果があります。
詳しくは、「破産確率と期待利益」の記事(近日公開予定)をご覧ください。
第1章では、運用資金を最大限に使った場合の数値を計算しましたが、第2章では実践に1回あたりの取引に対する損失を限定した計算ツールを用意しました。
ふーじー
【計算④】損切りレート
第1章で紹介した【計算①】と同じく①運用資金・②購入レート・③購入LOT数・④ポジション(買いor売り)・⑤円変換レートの5項目を入力し、最後に損失が運用資金の何%に達したら損切りするか入力します。
【計算⑤】ポジションサイズ(取引LOT数)
つづいて、損切りレートから取引可能なLOT数を求める計算ツールです。
【計算③】と同様に、①運用資金・②購入レート・③ポジション(買いor売り)・④円変換レート・⑤損切りレートの5項目を入力し、最後に損失を許容する割合を入力すれば、運用プランに最適なポジションサイズを算出できます。
ふーじー
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