アメリカ株が順調です!
インヴァスト証券でNASDAQ関連のトライオートETFを稼働させている人は、安どの表情を浮かべていることでしょう。
ふーじーもその1人です。
ナスダックは、2018年10月に8100台に乗せたあと、年末にかけて3カ月の間に約6200ドルまで20%を超える大暴落となりました。ナスダック100関連のトライオートETFを稼働させていた人は、ロスカットされたり、泣く泣く損切りしたり、もしくは塩漬け状態になっていたことでしょう。
しかし、2019年に入ると株価は徐々に戻します。あれだけ落ち込んでいた株価が8000ドルを回復し、過去最高値までもう一息です。
トライオートETFをそろそろ手仕舞いしたほうがいいんじゃないか?と思いつつ、最高値更新にも期待しています!
そして、季節はまもなく5月!
5月といえば「Sell in May(セル・イン・メイ)」、とても有名なアノマリーがあります。
相場が今後どう動くかはわかりませんが、参考程度に過去のデータを分析してみました。
過去10年間の値動き
まずは2009年1月から2018年12月までの年間の値動きを確認してみます。
始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 変動幅 | |
2009 | 1578.87 | 2295.80 | 1265.52 | 2269.15 | 1030.28 |
2010 | 2294.41 | 2675.26 | 2061.14 | 2652.87 | 614.12 |
2011 | 2676.65 | 2887.75 | 2298.89 | 2605.15 | 588.86 |
2012 | 2657.39 | 3196.93 | 2627.23 | 3019.51 | 569.70 |
2013 | 3091.33 | 4177.73 | 3076.60 | 4176.59 | 1101.13 |
2014 | 4160.03 | 4814.95 | 3946.03 | 4736.05 | 868.92 |
2015 | 4760.24 | 5231.94 | 4292.14 | 5007.41 | 939.80 |
2016 | 4897.65 | 5512.37 | 4209.76 | 5444.50 | 1302.61 |
2017 | 5425.62 | 7003.89 | 5397.99 | 6903.39 | 1605.90 |
2018 | 6937.65 | 8133.30 | 6190.17 | 6635.28 | 1943.13 |
きれいな右肩上がりのチャートです。
本当に売却する必要があるのでしょうか?
7年に1回大暴落!?
過去の歴史を見ると、7年に1回のペースで大きな出来事が起きています。
年 | 出来事 | 始値 | 終値 |
1987.10 | オイルショック | 446 | 288 |
1994.9 | メキシコ通貨危機 | 763 | 752 |
2001.9 | 同時多発テロ | 1802 | 1387 |
2008.9 | リーマンショック | 2402 | 1983 |
2015.8 | ギリシャ危機 | 5134 | 4292 |
この7年周期は、ユダヤのシュミータの年とちょうど重なっているということです。
確かにちょうど大きな出来事か起きています。遡れば1973年にもオイルショックが起きています。
1994年のメキシコ通貨危機では、ナスダックの株価に大きな影響はありませんでしたが、その他の年には約20%以上の株価下落が発生しています。
ただし、大暴落は上記以外の年にも起きています。1987年以降であれば、1990年・1996年・1998年・2000年・2002年・2011年にも20%を超える下落が発生しています。そして、記憶に新しい2018年10月からの暴落も20%を超えるものでした。
大暴落はちょくちょく発生しているんです!ただ、注目すべきは、その後あっという間に株価が回復していることです。日経平均とは比べ物にならないです。さすが世界経済の中心だけあります。
セル・イン・メイは本当か?
つづいて有名なアノマリーである「Sell in May」について検証してみました。
月 | 上昇 | 下落 | 上昇-下落 |
1 | 31 | 17 | 14 |
2 | 25 | 23 | 2 |
3 | 29 | 19 | 10 |
4 | 32 | 16 | 16 |
5 | 29 | 19 | 10 |
6 | 25 | 23 | 2 |
7 | 26 | 22 | 4 |
8 | 27 | 21 | 6 |
9 | 28 | 20 | 8 |
10 | 26 | 22 | 4 |
11 | 33 | 15 | 18 |
12 | 26 | 22 | 4 |
こちらの表は、1971年4月から2019年3月までNASDAQが月ごとに上昇したか下落したかを数えたものです。
結果、どの月も上昇した月のほうが多いことがわかりました。さすが、右肩あがりのアメリカ株ですね!
6月から8月にかけては、3月から5月に比べると株価上昇のペースが鈍っているようにも見てとれますが、この検証結果だけでは、売るほどでもないような気がします。
つづいて過去10年間(2009年1月~2018年12月)において月間の株価がどのくらい上昇しているのか、もしくは下落しているのか調べてみました。
月 | 株価推移平均 | 終値平均 |
1 | 17.93 | 3865.92 |
2 | 75.13 | 3945.35 |
3 | 51.39 | 4001.16 |
4 | 41.43 | 4037.24 |
5 | 61.29 | 4105.13 |
6 | -17.21 | 4094.45 |
7 | 121.86 | 4223.56 |
8 | 8.06 | 4250.38 |
9 | 33.43 | 4276.20 |
10 | 22.78 | 4304.11 |
11 | 68.10 | 4376.18 |
12 | -51.95 | 4344.99 |
このデータで見ると、確かに6月に下落していますが、7月には大きく上昇しています。5月に売ったほうがいいのかどうか、ますます謎です。
そこで過去10年間、5月末から9月月初にかけての株価の推移を調べてみました。
年 | 5月末 | 9月月初 | 株価推移 |
2009 | 1774 | 2001 | 227 |
2010 | 2257 | 2142 | -115 |
2011 | 2835 | 2583 | -252 |
2012 | 2827 | 3063 | 236 |
2013 | 3455 | 3622 | 167 |
2014 | 4242 | 4592 | 350 |
2015 | 5070 | 4673 | -397 |
2016 | 4948 | 5218 | 270 |
2017 | 6198 | 6442 | 244 |
2018 | 7442 | 8087 | 645 |
合計 | 1375 |
過去10年間で7度株価が上昇していて、夏場に下落しているとは言えません。
米ドル円においては、「セルインメイ」のアノマリーが確認されましたが、NASDAQにおいては気にする必要はなさそうです。
以上より、このままNASDAQが過去最高値を更新して2022年9月まで上昇しつづけてくれることを願います!最後は願望になってしまいました😓
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ふーじー
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